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トレンドフォロー戦略で売買するなら、ローソク足を使いこなそう!②

絶好の売買タイミングを狙うなら、株価チャートは欠かせません!

えーーーでも、過去の株価を参考にしても未来がわかるわけじゃないし、ムダなんじゃないの?

そう思ったあなた!でも、実際に株を購入したら、「明日上がるかな?」「ぎゃー下がってる」などということを日々繰り返します。儲けが出たら出たで、「いくらで売り買いしたらこんなに儲かる!」と欲深くなってほくそ笑んでいたら、いつの間にか売り時を逃して損失を抱えることもよくあることです。

私たちは欲深い生き物なので、機械的に、冷静に、売買を判断する客観的な株価チャートが必要不可欠なのです。

前回①の記事では株価チャートの構成について解説しました。「トレンドフォロー戦略」では上と下の部分をミックスして判断していきますので、まずは上の部分に表示される「ローソク足」について解説していきます。

ローソク足の見方

株価は取引時間中、上昇と下落を繰り返し、絶えず動いています。いくらで取引が始まって、いくらで取引が終わり、株価がどれだけ上昇したのか、それとも下落したのか、株価の動きをパッと見ただけで把握できるようにしたものが「ローソク足」です。(下図はローソク足のイメージ)

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ローソク足の真ん中にある四角い部分(白色と青色)を「実体」と言い、実体の上下両端にある線を「髭(以下ヒゲ)」と言います。

実体は、「始値(はじめね)」「終値(おわりね)」を表します。始値は取引が始まる9時「寄付(よりつき)」の株価で、終値は取引が終わる15時「大引け(おおびけ)」の株価です。そして、ヒゲは「高値(たかね)」と「安値(やすね)」を表していて、高値はその日最も高かった株価、安値はその日最も安かった株価です。

さらに、ローソク足は通常、株価が寄り付いてから後の動きで、ローソク足の色が二つに分けられています。
一つ目は、株価が寄り付いた後、始値より終値が高く終わった場合です。株価は高く取引を終えたことになり、「陽線(ようせん)」(白色)と言います。二つ目は、株価が寄り付いた後、始値よりも終値が安く終わった場合です。株価は安く取引を終えたことになり、「陰線(いんせん)」(青色)と言います。
一日中株価を見ていなくても、ローソク足を見るだけで、株価が上がったのか、下がったのかを把握できます。取引時間が終了した15時以降に、その日のローソク足が決定しますので、取引時間終了後にローソク足を確認すればよいでしょう。

ローソク足はトレンドフォロー戦略でこう使え!

「ローソク足はわかったけど、トレンドフォロー戦略にどう使うの?」と思った人も多いかもしれません。ここで株価チャートを見てみましょう。(株探からお借りしました)

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このチャートは、陽線が白色、陰線が青色です。株価が上昇している時には陽線が多く、株価が下落している時には陰線が多いことがわかりますね。

大雑把ではありますが、「どちらのローソク足が多いかな?」と株価チャートを眺めるだけで、株価が今上昇しているのか、それとも下落しているのか、「株価の方向性=トレンド」を見ることができるのです。

「株価チャートってなんだか難しそう・・・」とはじめから毛嫌いしている人も多いかもしれませんが、ローソク足なら意外に簡単に利用することができますよね。

株を取引きしている人の多くは、程度の差はあるかもしれませんが、株価チャートを利用しています。株式投資は美人投票といわれますが、多くの人が「値上がりそうだ!」と思って買ってくれなければ、株価は上昇しません。まずは「ローソク足」を活用して、「トレンドフォロー戦略」の第一歩を踏み出してください!


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