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私がカイロプラクターになるまで(1) 〜2人目の出産と、カイロプラクティックとの出会い〜

私がカイロプラクターになったということは、私の周りの人達にはだいぶ知られてきましたが、そんな時に必ず聞かれるこの質問。

スピリチュアルセラピストや画家として仕事してきた私が、「どうして急に全く違う分野のカイロプラクティックを始めたのか?」ということです。

そんな、皆さんに当然湧いてくるであろう疑問にお答えするため、カイロプラクティックとの出会いと、カイロプラクターになるまでの簡単な道のりを書いてみようと思います。

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今まで、カイロプラクティックについて真面目な記事が続いていたので、少し息抜きのつもりで私の話も間にはさんでみようと思います。

今ままでの難しい説明とは違って、今回は私がいつも書くブログのように、少しユルッとした雰囲気で書いてみますので、身構えず、気軽に読んでくださいね。

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○ カイロプラクティックとの出会い

私のカイロプラクティックとの出会いは、2人目の子どもである、今1歳になった娘を妊娠していた時のことでした。

元々私は、妊娠中に施術を受けるまで、なんと「カイロプラクティック」という言葉すら聞いたことのない、全くの素人でした。

私が出産した助産所が、たまたまあるカイロプラクターと連携して出産や産前産後のお母さんと赤ちゃんのケアをしていて、健診に行く度に助産師さん達からそんな話を聞いていました。

ただ私は妊娠中、ありがたいことに臨月初めの頃までとにかく仕事が続き、カイロプラクティックを受ける時間と気持ちの余裕なんてなかったので。

しばらくはカイロプラクティックが一体何のことやら全く分からないまま、ただなんとなく話を聞くだけで過ぎていました。

ただ、妊娠8〜9ヶ月に入ってお腹がだいぶ大きく重くなってきた頃。

体力が急に続かなくなってきたのと、そろそろ心も体も出産の準備も始めていかないとという焦りもあり、徐々に仕事の量を減らし、助産師さんのアドバイスの元、出産に向けた体づくりを始めていくことになりました。

この時の妊娠は2人目でしたが、1人目を出産した時が、私は痩せ形なのに赤ちゃんは4000gのビッグベイビーということと、後になって振り返れば、妊娠中のケアが適切でなかったことで、なかなかお産が進みませんでした。

緊急搬送で帝王切開となる事態まではギリギリ間逃れましたが、その後しばらくトラウマのようになってしまった程、出産中も出産後もかなり辛い思いをしました。

今回、1人目の時とは助産所を変え、かなり信頼できる所だったので、なんとなく大丈夫なきはしつつも、出産が迫るにつれて、1人目の出産の時の恐怖がリアルに蘇り、「今回は同じ事態をなんとしてでも避けたい。」「避けられるためなら、今から何でもできる限りのことをしておきたい。」という思いに駆られました。

そこで、私の場合は助産師さんに勧められたわけではなかったんですが、産休前の仕事のきりがもう少しでつきそうだといいう頃、自らの希望でカイロプラクティックを受けてみることにしました。

出産予定日迫る、妊娠38週の頃のこと。

これが、私とカイロプラクティック、そして漆原氏との、最初の出会いでした。


○ 嘘のような超安産

39週で出産したので、妊娠中に受けられたのは、そのたったの一度だけでした。

たったの一度、しかも出産直前なので、施術できる内容も恐らくかなり限られていたのと、私の体の歪み自体も相当強かったこともあり、正直その一回で体がどう変わったかというのは自分では感じられず。

ただ、施術してくれたカイロプラクターが、なんとなくスゴそうだということは、触れる手の感じと、放つオーラから、なんとなく感じ取りました。

今まで整体や鍼灸に努力して通っても結局変わらなかったという苦い経験から、そもそも医療ではない治療法全般を信じなくなっていた私でしたが、「この人は何かが違うかもしれない。」という漠然とした印象と、未来への淡い期待を抱いたのでした。

そして驚いたのは、カイロプラクティックの後に助産所で内診してもらうと、「カイロのお陰で子宮がずっと引っ張られていたのがだいぶ緩んだから、お産しやすくなったよー。」「これなら問題なく産めるでしょう!」と、なんとも心強いお墨付きをいただくことができたことです。

1人目の出産と産後が、本格的に辛かった私は、この言葉でどれだけ安心できたことか。


その1週間後、私は無事に出産することができました。

助産所で受けてきた様々なケアとカイロプラクティックのお陰もあってか、子宮口6〜7cmになるまで、本当の陣痛だと思わず自宅でモリモリご飯を食べて元気に過ごし。

でもなんだか続くので「念のため」に診察を受けておこうかなと助産所に向かったところ。

念のためどころではなく、着いて間も無く陣痛本番という状況に。

心の準備も完全にできないまま、陣痛が本格的になってからあっという間の1〜2時間程で、スルリと赤ちゃんが生まれてきたのでした。

1人目の時とは比べ物にならない程の「超」安産です。

ただその後が、どこかで予想していた気はするのですが、精神的に、なかなか苦しい時間となりました。

けれどもそれと同時に、ウルシ式カイロの奇跡と可能性を思い知ることにもなったのです。


(つづく)


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出産後間も無くの写真。よぉーく見ると、私はお腹がまだ少しポッコリ。娘、生まれた直後は小さかったんだなぁ(出生体重は平均的でしたが)。今はすっかり1歳のお姉さんで、見るからに幸せで健康な子に成長しています。つい最近歩き始めたところですが、またこれから成長する日々の展開が、本当に楽しみです。 (あ、知らない方のために一応言っておくと、一緒に写っているのは夫です。私はアメリカ人の夫と国際結婚していて、トーマスの苗字は本名ですよ。)


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