【有機化学、最強の勉強法】〜秘伝のワザを特別公開〜
例えば、無機化学という分野で
「さらし粉」
という有名な物質が登場します。
ある日、学校や塾の化学の授業で、
「さらし粉には、殺菌・漂白作用があって..」
と習って、
その週末の模試で、幸運にも、さらし粉が出題されました。
(お!最近やったトコ!オレって超ラッキー!)
問 殺菌・漂白作用をもつ物質の化学式を記せ。
という「問われ方」で、
残念、、得点できませんでした、、
というシチュエーションが、“化学あるある”です。
ちなみに答えは
答え:CaCl(ClO)・H2O
です。
つまり、【化学がデキる】ようになるためには、
「さらし粉」という『名称』だけではダメで
「CaCl(ClO)・H2O」という『化学式』も、合わせてインプットしなければならない、
というコト。
ズバリ、
この『2点セット』で、化学の知識は、入れていくのがイイんだね。
この『2点セット』を、オレは
【ゴールデン・ペアー】
と呼んでます。
なので、
という状況を、許してはダメで
という状況を、目指すのが大切。
そして、いちばん“決定的なキー”は、この『2点セット』を、
「気が向いたときだけやる」んじゃあなくて、
【いつも、どんなときも、呼吸のようにやる】
=【習慣レベル】
まで持っていけるか? なんだね。
習慣は、身につけるまでは、大変だけど、
いったん身につけば、
【習慣】が
『勝手に勉強を、キミの代わりにしてくれる』
ようになります。
#まるで不労所得
Good habits makes a good life!
です。
ウィリアム・ジェームズの、
【心】が変われば、【行動】が変わる.
【行動】が変われば【習慣】が変わる.
【習慣】が変われば、【人生】が変わる.
というヤツ、です。
さて。【習慣】にハナシを戻して、
さらに掘り下げましょう。
『有機化学、最強の勉強法』
が、今回のテーマでした。
『有機化学』では、↓のように勉強するのが、超オススメです。
つまり、
【ゴールデン・トライアングル】
のように、
『名称』『構造式』『示性式』
の3点セット
を常にイシキして、インプットしていく。
これが、有機化学のすべてを、変えます。
大切なのは、「言われたときだけやる」のではダメで、
【習慣化】
にまで、もっていくことです。
そうすれば、
“キミのほしいモノ(東大合格、成績、A判定、学ぶ楽しさetc)”
に、グッと近づくハズです。
さらに、“あともう一歩”踏み込むだけで、
【京大合格】
にグッと、近づきます。
その『魔法の勉強法』は、コレです。
これを、
【ゴールデン・ペンタゴン】
と呼んでいます。(私の勝手な、造語です)
このように、
『名称』『構造式』『示性式』
「分子式」「分子量」
の5点セット
を常にイシキして、
学校の有機化学の授業を聞き、
塾の問題演習に取り組み、
スキマ時間で、覚えていく。
これが、
【有機化学、最強の勉強法】
の正体です。
実際の入試を、みてみましょう。
[獣医畜産大]
Aには2個の炭素間二重結合が含まれ、臭素と容易に反応して有機化合物Bに変化した。Aに水酸化ナトリウム水溶液を加えて加熱したところ加水分解され、有機化合物Cのナトリウム塩と中性の有機化合物Dが生成した。Cの分子量は116であり..
フツーの受験生は、このような問題に対して、
“真っ向勝負”
で挑みます。
真っ向勝負では、入試化学の制限時間には、全く太刀打ちできません。
[※二次試験の理科は、合格者でも、時間内に解ききれない量が出されます]
そこで、【ゴールデン・ペンタゴン】をイシキしている私たちは、
「分子量116」
という情報だけで、“一瞬”にしこて
『マレイン酸』か『フマル酸』だろうな
となります。
この【五角形】をイシキしてやるだけで、
すべてが、変わります。
もう1題、入試化学の世界をみてみましょう。
[山梨大 過去問]
分子式C4H4O4の不飽和ジカルボン酸には化合物A、化合物Bの異性体が存在..
これも“一瞬で”
『マレイン酸』か『フマル酸』だろうな
となります。[プロは、もう一つ、候補を想定はしますが、ここでは触れません]
「分子式C4H4O4」
をみたら、
『マレイン酸』か『フマル酸』
で、ほぼ、キマリです。
しかも、うれしいコトに、
この分子式は、めちゃくちゃ覚えやすくて、
「トリプル4」(4,4,4)
になってます。
覚えたくなくても、覚えちゃいます。
そして、こういう【ゴールデン・ペンタゴン】がある毎日を送り続けていると、
ある日、ふと、“ごほうび”が訪れたり、します。
[京都大]
分子式C15H20O4の化合物Aを完全に加水分解すると、それぞれ同じ物質量の化合物B、C、Dが得られた。化合物Bの分子量は166と決定された。化合物Bを33.2mgとり、元素分析装置で完全燃焼させたところ..
このような問題と、本番、出くわすまでに、
「分子量166」
をアタマに仕込んで、試験会場に向かえば、
キミは、4月から京大生
です。
ここでは、
「分子量166」のヤツの正体
は明かしません。
今日から、【ゴールデン・ペンタゴン】のある日々を過ごして、答えにたどり着いてください。
オレから、キミへの、宿題です。
【キミへの宿題】
これは、宿題であると同時に、
キミの夢への『最短のキップ』となるコトでしょう。
そして、もし、
「分子量166」のヤツの正体
がわかって、その【ゴールデン・ペンタゴン】が完成した暁には、
京都大学の1993年の二次試験
第3問
に、トライしてみてください。
キミの人生が、変わり始める記念日(anniversary)になるかも、しれません。
では、今回は、このへんで。
また、どこかで、会いましょう。
〜半年で、『現役京大医学部合格を果たしたヤツ』より〜 JOE
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