崎川りか(大学教員・常勤)

こんにちは。大学教員(常勤)の崎川りかです。一般企業勤めの経験有り。社会科学系の分野で…

崎川りか(大学教員・常勤)

こんにちは。大学教員(常勤)の崎川りかです。一般企業勤めの経験有り。社会科学系の分野で博士号を取得。2023年3月末にアカデミアの世界を離れます。

最近の記事

(24年3月12日)勤務先(大学)変わりました。

ご無沙汰しております。崎川です。 大学を辞めるといいながら、結果として現在も辞めていません。 「辞める辞める詐欺」となりました。 実は、2023年4月より新しい大学に着任しました。 現在、初年度を無事終えるタイミングです。 新しい大学は割と環境に恵まれています。 この大学でなければ、本当に研究者を辞めていたかもしれませんね。 では、現在の大学と前任校は何が違うのか。箇条書きにしてみます(カッコ内は前任校の様子です)。 これから大学の公募に応募する方々や検討している方

    • (23年5月26日)大学教員を辞めていない(今のところ)。

      大学教員を23年3月に辞めると宣言しました。 現在、23年5月。わたくし、大学教員、辞めていません。 そもそも。 なぜ、辞めようと思ったのか。 ハラスメントです。 なぜ、続けているのか。 再就職先がないからです。 再就職先について。 一生懸命、探しました。 しかし、文系で「いい歳」した大学教員の再就職先なんて限られています。 わたしは社会人経験(一般企業勤め)があるため、まだ、「マシ」なんだろうとは思いますが・・・。 低賃金で、奨学金「も」返せそうにない。 だから

      • (23年2月28日)科研費について

        今日は、科研費の採択・不採択が発表される日です。 14時に発表とのこと。 これに一喜一憂している教員は、研究者だと思います。 採択されたら嬉しい。不採択だったら悔しい。 こういった感情のない教員は、大学を辞めてください。 天下り・縁故採用組は金の亡者。 科研すら応募しない。 どれだけの優秀な人たちをつぶしていると思っているのですか。 辞めてください。

        • (23年2月26日)春休み期間中の仕事について

          お久しぶりです。サキガワです。 大学は2月上旬から約2ヶ月間、春休み期間です。 この時期にまず大学教員がすることは、成績評価です。 担当の講義の成績をつけます。 どんな講義にも"放棄"する学生がいます。 "放棄する学生"とは、欠席が規定回数を超過する学生です。 こうした学生には"不可"という評価をつけることができません。 学生が当該講義を"放棄"したとみなすため、成績も"放棄"となります。 評価の対象にすらならないということですね。 ただし、"放棄"は不可"と同じで

        (24年3月12日)勤務先(大学)変わりました。

          (23年1月13日)共通テストについて

          こんにちは。崎川です。 明日と明後日は共通テストですね。 例年、現在の勤務先である大学に、地域の高校生等が集まります。 この共通テストについて、「意外と知られていないのでは?」と思うことを書きます。 それは、監督等が大学の教員だということです(ただし、すべての大学がそうではないようです)。 ちなみに、私は下っ端ですので「連絡員」をします。 「試験監督」の教員はベテランが多いです。 試験監督の教員は室内にいますが、(私を含む)連絡員の教員は原則、室外(廊下等)にいます

          (23年1月13日)共通テストについて

          大学教員を辞めます。

          社会人経験有り、博士号取得者(国立大学)、社会科学系の大学教員です。 2023年3月末に大学教員を辞め、アカデミアの世界を離れることになりました。 大学教員のポストに就けない博士号取得者、非常勤の先生の安すぎる年収、高学歴ワーキングプア・・・。 アカデミアの世界には、さまざまな問題があります。 そんななかで、わたしは幸運にも常勤(正規雇用)の大学教員として働けています。それなのに、なぜ、辞めるのか。 辞めるまでのあと3か月間、今までのことを少しずつ書いていきます。

          大学教員を辞めます。