(24年3月12日)勤務先(大学)変わりました。

ご無沙汰しております。崎川です。

大学を辞めるといいながら、結果として現在も辞めていません。
「辞める辞める詐欺」となりました。

実は、2023年4月より新しい大学に着任しました。
現在、初年度を無事終えるタイミングです。

新しい大学は割と環境に恵まれています。
この大学でなければ、本当に研究者を辞めていたかもしれませんね。

では、現在の大学と前任校は何が違うのか。箇条書きにしてみます(カッコ内は前任校の様子です)。

これから大学の公募に応募する方々や検討している方々の参考になればと思います。外部から検索できる情報(若手の数など)もあります。



・若い研究者が多くいる(学士卒のおじいちゃん教員や天下り教員が多い)
・若い研究者は出世欲があるため仕事を頑張る(おじいちゃん教員や天下り教員は最終墓場で仕事などしない)
・事務の人たちが優秀で仕事を頑張る(事務の人が普通、教員に大量の仕事をふる)
・事務の人が定時であがる(一部の事務の人は定時からが本番と言いつつ18時や19時まで仕事する)
・事務の人たちが大学教員に対する敬意がある(一部の事務の人たちが教員を見下している。ミスがあると執拗に責めてくる)
・中間層(ミドルエイジ)の研究者が穏やか(中間層は仕事量が多すぎていつもイライラしている。ハラスメントの起点になりがち)
・中間層(ミドルエイジ)の研究者に私生活がある(中間層に私生活などない)
・中間層(ミドルエイジ)の研究者の経験が活かせる(中間層の仕事には簡単な書類仕事などもあるため、経験を活かす時間が限定される)
・教員は皆、少なくとも博士課程後期を終えている(学士卒や修士卒が多くいる。無名私大の博士号取得者が大きな顔をしている。偏差値測定不可の学部から教員になっている人たちが複数名いる、もちろん学士卒か修士卒)
・場合によっては校務や講義より研究を優先することができる。科研申請の有無と研究費支給の有無に関係はない(校務や講義より学会・研究会を優先すると怒られる。そのくせ科研を申請しないと罰として研究費が削減される)
・研究費で研究室の備品が買える、文房具や図書なども自由に買える(研究室の備品は自腹、文房具や図書などは自分で買えず一番安いものを事務が選んで支給される)
・男尊女卑の年功序列(男尊女卑の年功序列)・・・変わらない
・学歴至上主義(学歴は無視)

他にもたくさんあります。また整理していきます。

大学に限らず、職場環境は重要ですね。



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