【002】息子が小さい頃から欠かさず続けていたお給料日のイベントがありまして…
わたしたちは母子二人家族なので、二人家族だとしても、記憶に残る思い出をたくさん作りたいな…との思いから、ディズニーランドに連れて行ったり、お正月は(家で二人きりで祝っても華がないので)軽井沢や草津の旅館で過ごしたりと、家族イベントの企画については、工夫をしていた方だと思います。
なかでも、我が家が長い間続けてきたお楽しみイベントは「毎月のお給料日にすこし奮発して美味しいものを食べにいくこと」でした。
毎月25日が近づくと「今月の給料日は何食べる(ソワソワ)」みたいなやりとりがお約束で。当日は焼肉屋さんや廻るお寿司で、小市民的な贅沢を堪能しました。週末だと昼間は六本木ヒルズで映画を見てからご飯というコンボもしてみたり。
息子が4−5歳の頃からかな。毎月一回のハレの日にむけてじわじわテンションが上がるリズムが生活になじんでずっと続きました。
中学・高校になると難しい時代に突入して。その頃は「行くよ〜」と声をかけると、無言でのそ〜っと出てくる感じ。席に着いても「タン塩」「カルビ、タレで」とか最低限の言葉を発する以外は黙々と焼肉食べてるみたいな。
…最近無愛想だし、何考えてるかわからないけど、今月も一緒にご飯食べてるから大丈夫か。てことで、言葉の少ないテーブルは奇妙だったかもしれないけど、それが我が家のその時期なりの平常運転。
息子も独り立ちした今は定期イベントではなくなったけど、我ながらこの家族のお約束イベント、よかったな。
そんなことを思い出したので。
ただの独り言なんですけどね。
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