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【021】転んだら、「痛くないよ、がんばれ」とはげますか「痛かったね」と手を差し出すか
先日、道端でかわいい姉弟らしい二人組に遭遇しました。お姉ちゃんが5歳ぐらいで、弟が4歳ぐらいかな。
弟がゆるい坂道を駆け降りてきて、転んでしまいました(!)
「大丈夫?」と声をかけようかなと立ち止まったところに、お姉ちゃんが駆けてきました。
泣き顔でお姉ちゃんを見上げる弟に、お姉ちゃんは毅然として言いました。
「痛くないよ。がんばってひとりで立ってごらん。がんばれ!」
弟はまたびえーんと泣き出してしまったのですが、微笑ましい絵でした。
そんな二人を見ながら、転んだ時に「痛くないよ、がんばれ!」という育て方と「痛かったよね、がんばったよね」といってギュッと抱きしめてあげる育て方、どっちがよかったのかな、ということを二人の姉弟を見ながら思いました。
自分も息子には「がんばれ!」って応援はしつつ、手を貸さなかった方。強い子供に育てなきゃと思って。結果、期待以上にしっかり者に育ってくれたと思うのですが、反面、母親に泣き言を言ってきたことあったかな???あまり、思い出せない。それで…よかったのかな?わからん。
そもそも、親が思うほど子は親の影響だけで育つわけではないので、こういう考え自体が親のおごりでしたね。
…と帰結しました笑。
写真=息子と甥っ子、電車がくるのを待っている背中。もう20年ぐらい前?マジ?(撮影byじぶん)
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