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【027】手作りのご飯は大事だけれど、一緒に食べる時間にはもっと価値がある

私が子育てにおいて大切にしていたことです。

「親が作る手作り料理は素晴らしい。けれどそれにこだわって家族で一緒にご飯を食べる時間を削ることになったら本末転倒。だから、私は自分に、時短料理(またの名を手抜き料理)や買ってきたお惣菜で用意することを許していました。

時には仕事で打ちのめされて「ママにはもう1ミリの力も残っていません。ご飯作るのとかムリムリ!」という時もあるので、そういう時にはデニーズで私はジョッキのビール、息子はハンバーグセットみたいな夕食も、たまには自分に許す笑。

手作りだろうがお惣菜だろうが、ご飯をゆっくりいただく時間を楽しむことの方を大事にしてきたのですが、それで良かったように思います。

ちなみに、一緒に食べる時間と手づくり料理を両立する方法として、我が家の晩メシの食卓には、ホットプレートとお鍋料理につかうテーブルカセットコンロがヘビーローテーションで大活躍していました。

母親である私がずっとキッチンに立っている間、子供にテレビを見せているくらいなら…野菜だけ切ってテーブルに運んで、お肉と一緒にホットプレートで焼く簡易BBQや、焼きそば、あとはお鍋で、一緒にお料理のプロセスから親子で楽しむ。

ちなみに手作り餃子は我が家の大好物だったのですが、これもフライパンではなく、あえてホットプレートで作ります。ホットプレートとカセットコンロは、いずれは供養してあげたいぐらい感謝しています。

そして、息子が小学校の高学年になる頃からは土日は一緒にキッチンに立ってお料理もして(これで料理時間と親子の時間が作れるので一石二鳥なのです)、簡単なものは息子一人で作れるようにしました。
我が家が母子家庭なので父親が料理する姿を見せてあげられなったために、料理は女性のものという昭和な価値観で大人になってしまったら、損をするのは息子本人なので。←今時そんな昭和な価値観ではモテませんから。

何より、料理はクリエイティブで楽しいものなのでこの喜びを知らずに育つのは人生の機会損失だよなあと思います。そういうお料理の楽しみも教えてあげることができてよかった。

写真=ワタクシ特製・大根おろしアートの SNOOPY鍋。火を通すと無惨な姿になっていくのできゃーきゃー言いながらいただきます。(撮影by自分)




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