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相方つげちゃんのこと

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相方つげちゃんはめっぽう強い
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80歳の友人できる

80歳の友人できる

相方つげちゃんの父は三回の脳梗塞からの復活劇を遂げた。

今回とうとう右足の麻痺が残る。
ぶらんぶらんでもはやただの重りだ。

でも、でも、

むちゃくちゃ前向きなのである。

四ヶ月の入院生活で、入院患者を元気づけ、
看護師さんたちの笑いを取り、
施設入所を勧める家族の反対を押し切り、
友人の大工さんに部屋中手すりをつけてもらい

とうとう家に帰ってきた。

でも、早速風呂で転んでいた。

心配

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いいんだねえ

いいんだねえ

生きてるだけでいいんだねえ。

暇すぎて、でも仕事も行けなくて
こうして梅ざらめ食べてぼーっと鳥を眺めていても

今日どうせうちでのんびりしてるんだろな。
俺はガシガシ働いてるぜ

って相方が思って、
いい気分になって、

オラオラオラー

で、いいんだねえ。

貯金がべらぼうに少ないけど
今は健康で、
お金持ってきてくれて、
家賃高くても払ってくれて
ごはん
「これぜんぶ食べていい?」
ってお前

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朝ごはん!

朝ごはん!

相方つげちゃんは朝がめっぽう強い。
夜もかなり遅くまで平気。

鬼滅が面白い面白い、と漫画を深夜まで読み耽っても、
翌日5:30にぱちっと目を覚ます。

今朝は起きた途端、

「朝ごはん!」と叫んでいた。

昨夜、

明日はこの焼き鮭と、潮汁があるからね、ご飯も炊いてあるし食べてね

と伝えておいたのだ。

恐るべし食の力…

私は朝はめっぽう弱い。

つげちゃんが出かける頃にようやく布団からもぞ

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