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2歳半の息子が、いきなり卒乳を決めて母は心揺さぶられた話。

生まれてから2年半片時もおっぱいを離さず飲んでいた息子。2024年6月1日、突然「僕おっぱいとバイバイする!卒業する!」とお別れを告げました。今日は2年半の授乳記録を振り返りながら、どうやって卒乳したのかを話していきます。


お別れは突然に

もともと卒業時期に悩んでいた

2024年5月31日。その日は保育園の保護者会。

参加者の方たちとの座談会で私は「卒乳に悩んでいます」と打ち明けていた。

理由は「1日に5~6回ある授乳が辛くなってきたから

赤ちゃんのころは仕方ないと思っていたけれど

前は「本人がやめたいとなるまで飲ませてあげよう」と思っていた。

が、2歳半にもなるとべらべらしゃべるし、会話にもなる。

「かみなりが なってたよ。 あらしが きて かぜがふいて
まきあげていくよ」とずいぶん大人なことを話すように。

「もうそろそろお兄ちゃんだし、やめたらどうかな?」と思うことが増えてきた。

こんなに大きくなってきたもんね

余裕のあるとき。

大きな身体をあずけて飲んでいる様子をみると、「かわいい。大好き。」と思える。

が、ほとんどの場合惰性。

早く終わらないかな」と「なんとなく過ぎる」時間になっていた。

むしろ吸う力が強くなってきて、「もうやめてくれ〜〜〜!!!」とさえ思っていた。

親子ともに決心した瞬間

保護者会のあと、先生たちは寄ってきてくれた。

「こんな方法が良いって聞いたことがあります」

「こうやってみてはどうかな?」などと相談にのってくれた。

本当に優しい…やり方もわからず悩む私には神様のように見えた。

神様〜〜〜!!!

それを聞いていた息子。もう言葉もわかっていたのであろう。

帰って来るやいなや

「ぼく、パイパイ卒業する!」と言い出した。

最初はなんとなく「今は言っているだけなのかな?」と思っていた。

けれど何度も何度も言うので、

「じゃあやってみる?」と卒業のタイミングを一緒に決めた。


4ヶ月ごろの息子。

2024年6月1日(土)、卒業。

この日は息子の卒業日だ。
ありがたいことに2年半も楽しんでくれた。

めでたいなと思うと同時に、寂しさがこみあげてくる。

「あぁこうやって一つずつ頼ってくれることが減っていくんだな…」

おっぱいに頼らずともけなげにがんばろうとする息子。

愛おしくも悲しく思えてきた。

何度も涙が出そうになって、悲しかったし切なかった。


1歳の息子。

親としてこんな感情になるのは久しぶりだった。

それくらい飲んでくれている時間を大切に思っていた自分に気づいた。

覚悟は決めていた

覚悟はしていた。これは長期戦になるだろう、と。

だって息子は日に5〜6回飲んでいる。

これは新生児の赤ちゃんでもこのくらいの子もいるだろう。

それくらい執着していた。

寝る前、起きてすぐ、昼寝明け、さみしいとき、お風呂のあと。


見つけてはすぐ飲んでいたので、これは厳しい戦いになるぞと決心。

夜も眠れないかもしれないと覚悟を決めた。

主人にも協力してもらい、お願いをしてみた。

やってみた結果

結果的に、2日まるっきり飲まなくてもいつも通り寝れた。

確かにちょっといつもより甘えたになり、離れられなくなったり不安定な様子はあった。

朝も20分ほど起きるまで時間がかかったし、寝るのも1時間くらいリズムが崩れた。

お昼寝も家では寝られず。抱っこ紐で外に連れ出した。

でもなんとか土日を過ごせたし、想定したほどは大変ではなかった。

たしかに「ぱいぱいに会いたい・・・・悲しいよ」と言っていた時もあった。

朝起きてすごい勢いで泣いていたときもあった。

かわいそうなくらい我慢して耐えていた息子の姿があった。

でも息子は一回も飲まなかった

息子の成長を感じた。

「あ、本当はできたんだな。やってこなかったのは、子どもの力を信じきれてなかった親の方なのかも」と思った。

気をつけた点

卒乳するにあたって気をつけたことを書いていく。

これはあくまで2歳半の子どもにしたことなので、月齢や年齢によってやり方は違ってくると思います。参考になったら嬉しいです。

①お風呂は別々に入る、なるべく見せない


なるべく見せないほうが良いなと思い、お風呂は主人に頼んで別々に。

着替えも見せないようにしました。

そしてなぜ別に入るのか、見たら飲みたくなるだろうということも伝えました。

②スキンシップを多めにする


いつもよりも多めにスキンシップをとりました。

抱っこ、ハグ、キスなど。
そして一緒に遊んであげる時間を意識して増やしました。

本人が望むようにストレスをなるべく減らせるように意識しました。

③褒める。とにかくがんばりを承認する。

とにかくがんばっていることを、1日何回も褒めるようにしました。

「我慢できてえらいね」「ほんとうは飲みたいんだもんね」
と共感しながら認める。

本人の気持ちを代弁して、伝えてあげる。

「ママは分かってくれているんだ、応援してくれているんだ」ということを伝え続けました。

番外編:卒業!と思っていたけれど…

こうして晴れて卒業!!!と思っていたけれど、

月曜から保育園に行ってみると、帰ってきたらやっぱり飲みたいよう。

我慢させ過ぎも良くないなと思い、ルールを決めて飲ませることに。(結局甘い母親かもだけど…)

というのも下記NHKの資料にも「いきなりやめさせようではなく、段階的でもOK」と書いてあったから。

私は場合は飲んでももらうのが嫌なのではなく、回数が多いことが辛かった。

今回のことで回数が減ったので、かなり楽になった!

特に夜寝る前に授乳しなくても寝てくれるってハッピー!!

こうやってこれからも家族で「心地よい子育て」を目指していきたい。

参考になった資料


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