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コーチングを習ってちょうど3年経ったから、改めて自分のコーチングを言語化してみた


コーチングにより得られるもの

①内面の変化

・自分を客観視できる(メタ認知)ようになる
・理性や思考ではなく、自分の感情や自分のニーズを捉えられるようになる
・本当のありたい姿や願いに気づけるようになる
・自分の時間の使い方が変わり、行動が変わる

②現実の変化

  • 転職や昇進

  • 妊活への挑戦、新たな命の誕生

  • パートナーシップ改善

  • 職場でのコミュニケーション改善

  • 新しい資格への挑戦

  • 独立やフリーランスへの挑戦

などを実現される方がいらっしゃいます。(必ず達成するといった保証をするわけではありません)

③具体例のご紹介

管理職の道に進まれたお客様(許可をいただいております)

なぜ現実の変化が起きるのかのメカニズム

①本来の人間の姿


忙しい毎日の中で、人は無自覚に自分の中に、このような自分を抑えこんで、感じないように生きています。(ユング心理学より)

  • 本当はこうありたい

  • こんな風に生きてみたい

  • あぁいう風に、自由だったら良いなあ

  • こんな生活してみたい

  • こんな風に働きたい

これは本来人間が生まれながらに備わっている「命の喜びや人とつながる楽しさ、人生を味わう喜び」とも通じるものがあります。

いわば人間たる所以でもあります。

しかし現実は


ただ、現実の世界では自分の思いを軸に生きている人は少なく、以下のような声にかき消されているため、さまざまな諦めが生まれています。

  • 自分にはどうせできっこない

  • お金がもったいない

  • そんなことしたら嫌われるかも

  • 常識的に考えると…

これは生存戦略として人間が本来持っている、周りに適応するために必要な術だったりします。

そうなると、何が起きてくるか。

現実の生活の中で、誰かとの衝突やモヤモヤイライラなど、現実的に困ったことが起きてきます。

unsplashより拝借

自分の中に抑え込んでいる感情や、こう生きてはいけないと信じているものを相手がもっていたときに、怒りや悲しみを強く覚えたりもします。

あるいは本当に生きたいと思っている自分を感じることをせずに、頭ばっかりで考えて生きていくため、現状周りの期待や声に合わせて生きていくことになります。

そうすると、ストレスがかかって体調不良になったり、なんだか満足のいかない毎日をただダラダラと送ることになり、フラストレーションが溜まります。

なんとなく自分を生きたいとは思っている、(形によっては仕事を変えたい、パートナーシップを良くしたい、人とコミュニケーションをとれるようにしたい)。けれど出来ない!!

これらのメカニズムは、全人類誰にでももっている、脳が起こすエラーです。

②脳のエラーとは

人間の脳はこのように様々な部分に分かれて機能しています。

大脳辺縁系は、怒りや不安喜びといういった基本的な感情を司っています。

また危険を回避したり、生殖や子どもを育てることに関わっています。

逆に大脳新皮質は、想像することに長けていて、未来を予測したり過去を反省したりすることができます。

本来持っているこの2つの機能がお互いに作用しすぎて、時折自分の中でループしてしまい、ぐるぐる思考から抜け出せなくなってしまうのです。

これは誰もがもっている、脳のエラーであり、自分だけがこう思うわけじゃないのです。が、そのぐるぐる思考の中に一旦入ってしまうと、思うように抜けられずに苦しんだり、物事に囚われ始めてしまいます。

このような状態である方が、コーチングを受けるとどうなるのかを説明していきます。

コーチングの中で起きること

①好き・嫌いの感覚を取り戻す(エゴではなく、セルフ)

他人に振り回されている方や、自分より相手を優先してしまいがちな方には、こちらの方法をよく使っております。

好きや嫌いを自覚していただき、過去どんなことが好きだったか自分の好きなことを軸に考えます。

そして、「制限がなかったら…本当はどんなことがしたいか」を一緒に考えていきます。

そうすると、意外と自分の抑圧していた気持ちや感情に気づくきっかけになります。

「どうせ私は〇〇だから、できない」と思っていた自分が、「これもやって良いんだ」と自分で許可を出せるようになっていくと、自分の気持ちが軽くなり、「できること」の幅が広がっていきます。

例えば子どもに遠慮していたママが、自分の好きな場所を選んで出かけられるようになったり、いつも職場で上司に叱られてばかりだった方が、自分の意見を言えるようになったりします。

そうすると「できなかったこと」が減り、「できること」に目を向けられるようになるので、行動できる幅が広がり、人生を自分で動かしている感覚を感じられるようになります。

②自分の無自覚な行動パターンに気づく


脳は無自覚に、自分が過去とってきた行動パターンを選択するようになっています。

例えば、受験勉強をがんばって寝ずに勉強することで、志望校に合格した人がいるとします。

その方は就職活動でも、同じような努力の仕方を無意識に選択し、同じような行動パターンを見ず知らずのうちにとることでしょう。



それは過去の失敗をなるべく避け、成功パターンを選ぶことで、より確実に成果を出そうとするために脳が無意識に判断しているためです。

ただこのパターンがときに人を苦しめてしまっているときがあります。

例えば、先ほどの例だと、過去受験勉強のときに必死にやってきたパターンを現実にあてはまめてしまうことで、子育てでも無理して頑張ってしまうなどの場合です。

努力がすべて、と子育てにあてはめると、自分ひとりで頑張りすぎたり、同じように子どもに努力を押し付けてしまったりします。


これは成功パターンにとらわれてしまっている、頑なになっているケースと言えるかと思います。

そのような場合、無自覚なパターンに陥っていることに気づくことで自覚できるようになります。

そうすると、パターンが出てきたときに自覚できるようになるので、これまでとは違うパターンの行動がとりやすくなります。

③感情の取り扱い方

コーチングの中でよく扱うのが、感情の取り扱い方です。思考ではなく、あなたの理性ではなく、感情を感情のまま感じる、ということを大事にしています。

自分の中にあるものを、感じてみる。あるものとしてただただ感じる、という風になると、自然と湧き上がってくるものがあります。

その感情の奥にあるのは、「あなたが願っていることであり、ありたい姿」です。願いがあるから、感情がそれほどまでに動いているのです。

あなたを突き動かしているのは、願いであり、感情です。

感情というのは、実はそれぞれ機能があり意味があります。特に一般的にネガティブと言われるものであったとしても、必要な意味があります。

・怒り=自分や大事な人を守るために行動できる
・悔しさ=理想状態があることからのギャップを感じる
・悲しみ=自分をいたわる気持ちが生まれる

本来どの感情もあってよくて、感じることに意味があります。この感情をないものとしない。こういう関わりを大切にしています。

④あなたの願い、ビジョンを描く

ここでいうビジョンというのは、北極星をイメージしていただけたらと思っています。

北極星は古来から航路をゆく船からすると、現在地の確認の役割を果たす重要な役割があります。
またおのずと自分と次の目標や夢への道しるべになってくれることでしょう。

ビジョンはあなたの行動を促進してくれる大きな手がかりになります。本来どう生きたいか、どうありたいかが明らかになってくると、人は言葉の重みが増していきます。

言行一致という言葉がありますが、人は自分の心からの言葉を話すようになると、言葉に力がこもるようになります。思っていることに現実の行動が伴うので、気分がのって、より早く行動できるようになります。

新しいビジョンに出会うことは、あなたの人生を豊かにしてくれます。またあなたが何のためにどこに向かっていきていくのかを明らかにしていきます。

一緒にコーチングの旅路の中で、あなたのビジョンを探しにいきましょう。

⑤あなたの使命、生まれてきた意味を受け入れる

コーチングをさせていただくなかで、あなたがなぜ生まれてきたのか、これからの人生で何を成し遂げていくのかについてクライアントが話を始める瞬間が訪れる場合があります。

話した方に聞くと、「こんなこと思ってたなんて気づかなかった!」と言われる方もいます。

それははある種「私にはこんな事できないだろう」や「え、私がやるの?!」といった恐れや不安も一緒にセットで感じることもあります。

みんなで力を合わせて進みましょう

でも自然の流れで思っていたような形とは別の形で導き合わせにあったり、流れでそうならざるを得ないような場合があります。

コーチングでは、あなたが自分の人生の手綱をしっかり握って行動しはじめると、自然とこのような場面に遭遇させていただくことがあります。

傾聴手法

ではどんな方法を使ってお話を聞かせていただいているのかを説明していきます。

①反映

反映というのはあなたの表情、様子、声色など、様子の変化をコーチが感じてそのままお伝えするといった方法です。

自分では感じられない非言語情報が主なので、思ってもいなかった自分の気付きになります。

例:今なんだかふわっと声色が明るくなりましたね。
今目線が下に向いているのを感じますね。

また表情だけではなく、話す内容に関する反映を行う場合もあります。

例:なんだか悲しい感じが伝わってきますね。

②問い

あなたが捉えている考え方を広げたり、深めたりするために使うものです。

例:今〇〇って話していましたが、今どんなことを感じていますか?(感情にフォーカスする質問)

もしドラえもんだったら、何していますか?(視野を広げる質問)

③フィードバック

あなたが話すことの中から私が感じたことを「I message」という形でお伝えします。特にコーチング時間の最後にお伝えすることが多いです。

例:今日の話から〇〇と私は感じました。
ぜひ〇〇をしてほしいなって私は思います。

新庄里佳のご紹介

①自己紹介

1990年生まれ。香川県の小豆島出身です。東京都江戸川区に夫と息子の3人で暮らしています。

同志社大学文学部国文学科を卒業後、10年以上にわたって中学校教員として対人支援を経験。2023年4月に独立しました。

妊娠中の体調不良がきっかけでコーチングと出会いました。現在はコーチング歴3年。実績としてはクライアント総数72名に対して、延べ180時間セッションさせていただきました。

お笑いとナンカレー、読書が好きで、最近では家族3人でのファミリーキャンプをしております。

私がコーチングをする目的

モットーは「あなたが、自分の人生の船を前に進める。そして心を晴れやかにする。」ということ。

転職やキャリアチェンジ、パートナーシップ改善はあくまで目的ではなく、あなたの人生を叶える手段だと私は思っております。

あなたがコーチングの中で気づきを得ることで、自分の捉え方を変えられたり、世の中とつながる新しいコミュニケーション方法を得たりします。

その積み重ねで、より晴れやかに人生を進んでいけるようになる。そんなあなたの行動が一歩進む目的として行っております。

コーチングに興味をもってくださった方へ

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご興味をもってくださった方は、ホームページに詳細を記載しております。よかったらこちらにも遊びにきてください。


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