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#23 いつもの場所、いつもの人、いつもの習慣などの効果  

なんということのないタイトルですが、
「いつもの~」は私たちのメンタルを安定させてくれるものです。
いわゆる「コンフォート○○」というものですね。
食べ物でも着る服もそう。
幼い頃によく食べていたもの、よく着ていた素材や色、スタイルの服、お馴染みのお店、場所、‥等

人はそもそも変化を嫌う「恒常性」をもつ生き物ですから、毎日が全く違うことばかりだと疲れてしまいます。

現代の慌ただしい変化の激しい時代を生きている私たちは、余計に変化を嫌ったり恐れたりしてしまうのかもしれません。

この「現状維持バイアス」「恒常性」なるものは、生命の維持にとても大切なものです。
が、これが良くも悪くも私たちの生活に大なり小なり影響を与えていると思います。
いい塩梅に変わっていくもの、変わらないものと仲良く共存していきたいものですね。

前置きが長くなりましたが、
メンタルの安定には、安心できる場所や人、モノ、などが重要なんじゃないかな、と私は思います。

例えばちょっと思い出してほしいのですが、
子どもの頃、学校でのクラス替えの時期や、
人によっては転校などを経験されたこともある
でしょう。これらは強いプレッシャーや不安を
もたらすものです。毎年クラス替えの発表の日が
とってもいやでお腹が痛くなったりした方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

そうなんです、変化って人に様々なストレスを
もたらすものなんです。
だからと言って、変化を避けては生きていけないものですし、変わらずに生きていけるならそうしたい、そんな時もありますよね。

変わりゆくことを受け入れていくために何が
出来るかを考えてみました。
変化に対する反応は人それぞれですから、
変化によってもたらされるストレスやプレッ
シャーを、どう乗りこなすか。
まるでサーファーが大波を乗りこなすかのように自分なりの乗りこなし方、受け止め方、そして時に変化もかわせるぐらいになれるといいかなと思います。

そのための土台のようなものが、タイトルの
「いつもの場所、いつもの人、いつもの習慣」
なんです。
どんなことがあっても戻ってこれる場所、
どんなコンディションの自分も無条件に受け入れて貰える人、どんな時も変わらずやっている習慣などこれらが自分を支えてくれます。

なんだか落ち着かない時ほど、変化が激しくて、ちょっとしんどいなという時ほど、いつも通りの暮らしを心がけてみてください。
いつもと同じ時間に寝て起きて、食事をとって、コーヒーや紅茶などを入れてホッとしたり。
朝の筋トレやヨガが習慣だという方なら、その
習慣を崩さずにやっていくこと。
寝る前の習慣もなるべく今までと同じように
やっていくこと。
これだけでも随分と落ち着いてきて、いつもの
自分を取り戻せます。いつもの自分でいられます。
「自分軸を見失わない」ための大事な慣れ親し
んだモノ、コト、場所、習慣、そして大事な人。

それら「コンフォートな○○」によって私たちは支えられ、変化を受け入れ前へ進んでいけるのだと思います。
変わりゆくものと変わらないもの、いつもの慣れ親しんだ存在とともに、進化していきましょう。

人は一人ではありません。
どんな人も、どこかで誰かが見守ってくれていたりするものですから。

私もこのnoteをそんな場所に出来たらいいなと
思いつつ、マイペースに書き綴っていこうと
思います。

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