ハーバード留学にかかる費用を公開
留学はお金がかかる、ハーバードは学費が高い。そんな噂があると思います。
この記事では、具体的にどれくらいお金がかかるか、どう工面するか、詳細に説明します。ここまで詳細に公開した記事は見たことありません。
個人的に、もしこの情報が事前にわかっていれば、すごく役に立っただろうと思っています。細かい金額はうろ覚えなので、概算として参照ください。
※紹介するのは公衆衛生大学院留学にかかる費用ですが、MBA以外ほぼ同じだと思います(MBAはかなり高額)。
海外大学院受験費用
・成績表を英文変換:2万
・参考書色々:4万
・TOEFL5回受験:2.5万✕5=12.5万
・GRE2回受験:2.5万✕5=5万
・添削サービス:2万
・出願:各大学1万くらい
・他交通費など:3万くらい
→計30万程度
ビザ、引っ越し
・ビザ獲得:3万円程度(家族が3人いれば✕3)
・引っ越し:船便で20万程度(到着まで2ヶ月)。航空便なら50-60万
・片道航空券:20万程度(上手く買う必要あり)
・その他もろもろ:数万
→計50万程度(一人の場合)
1年分の生活費
・生活立ち上げ:10万
・家賃:10万/月(安めのアパートや寮のレベル)
・食費:5万/月
・雑費:5万/月
→1年で250万(かなり節約した一人暮らしの場合)
学費・保険
・合わせて700万程度
※保険加入が必須。どの大学院もこれくらいのよう
合計
よって、累計1030万/年:約1000万くらいです。
2年プログラムだと、約1500万くらいだと思います。
費用の工面
多くの方にとって完全自費は厳しいです。次のような選択肢があります。
・給付型奨学金を取る
・今勤めている企業から支援を受ける
・借金する
・本気で稼ぐ
給付型奨学金は10〜20倍の倍率がありますが、複数受験できるので(選択肢は10個以上)、取れる確率はそれなりにあります。奨学金にもよりますが、250万程度のものから1000万近いものまで幅があります。受けられるだけ受ける事が重要です。ハーバードに個人で留学する人は、だいたい何か奨学金を獲得しています。逆に言うと、奨学金を獲得していることが、合格のための強い要素となり得るのです。
→ポイントは、大学院受験の出願締め切り前に奨学金の出願締め切りが来ることです。1年くらいかけて受験準備をしますが、しっかりと自分でスケジュール管理することが必要です。
企業からの支援は、その企業に留学支援制度があるかに関わります。前例がない場合は、交渉次第のようです。ハーバードに出すことは企業にとってメリットとなるかもしれないので、交渉する価値はあります。支援を受けた場合は、当然ですが帰り先がある程度制限されます。
借金しても、将来への投資と考えれば確実にペイすると思います。ハーバード留学が決まってから考えることになり、オプションは多数あります。
本気で稼ぐことは、実際にお金が必要な状況に追い込まれて初めて考えます。今の時代、ネットを使っていくらでも方法があります。企業や病院に勤めていると個人で稼ぐスキルは身につきません。留学を期に、色々勉強を始めてみると良いかもしれません。
終わりに
修士レベルの留学は、学費が免除されるケースはほとんどありません。
1年プログラムで1000万、2年プログラムだと1500万くらいと知っておきましょう。
非常に確実な将来への投資です。
ではまた。
海外大学院留学が、少しでも多くの方の選択肢となるよう、具体的な情報を発信していきます。宜しくお願い致します!