自分で作ったご飯に値をつける

わがやでは作ったごはんに架空の値段をつけてみるということをよくやる。

例えば「あ！この煮物うまい。味噌汁ごはん付きで850円」とか「このカレー1000円」とか。

あくまで家だけの密室のはなし。
ちょっとしたイベント的な感じで楽しんでいる。

これをやるときは店よりもおいしいと思ったときやお店にでていてもおかしくないと思ったときなので、作った私も自分から〇〇円！と叫ぶくらいである笑

逆に、外食をしてあんまりだな…というときは「うちの方がおいしいな…てことはうちのアレには〇〇円以上の価値が！」なんてこともある。

なかでも、最近よくやるのはラーメンである。ラーメン専門店には太刀打ちできないので、もっぱらサービスエリアの食堂のラーメン。食券で買うようなよくあるやつ。

これが家で作るラーメンに近いことがよくあるのだ。袋麺でもちょっとリッチなものだったり、チルドコーナーにあるような本格ラーメンだったり。

「！！！これはサービスエリアで出てもおかしくない！」
「こりゃ〜サービスエリアこえた」
「ってかあそこ、〇〇（市販の名称）使ってるんじゃね？」

と盛り上がる。

家で作ったものがお店よりおいしい、またはお店とほぼ同じものが食べられている、しかもこっちの方が安い！ということを声にだして再確認している。

完全なる自己満足の世界であり庶民の遊びであり、もっと言えば作る私に対してのご機嫌とりでもある。

「よっ店よりもうまいもの作ってるね！天才！」
「く〜節約上手〜！しかもうまいなんて！」ということなのだ。


でもそれでいいのだ。私たちの舌ではそう思い、値段の面でも満足。最高ではないか。

私もほめられたらうれしいし、やる気になる。

私の料理レベルは低いのでアレですが、ものすごい腕前の人に対してやるのは非常にデリケートなので注意。
何より信頼しあってる人同士でコソコソと家で楽しむのが鉄則です。はい。

↑なんかコンプラ的なことがこわくて付け加えてしもうた。蛇足…でも私チキンなんで…。

おわり

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