自己基盤を強くするって言っても…

自己基盤についてお話しします。

自己基盤(パーソナルファウンデーション)について学びはじめたのは、コーチの大先輩である近藤真樹コーチの自己基盤プログラムに参加し始めてからです。

コーチングを学び始めた13年前、自己基盤についてワークショップを行っている人がそんなにいなくて、私が知る限り近藤コーチのプログラムくらいでした。
近藤コーチの自己基盤プログラムは、アメリカのコーチングの父と呼ばれる、トマス・J・レナードのメソッドによるものです。
自己基盤を強くするには、自分自身の10の柱と向き合うことから始まります。

・妥協するのをやめる
・自分自身を完了させる
・統合性を取り戻す
・自分のニーズを満足させる
・境界を広げる
・基準を引き上げる
・蓄える
・家族の基盤を強くする
・コミュニティを深める
・価値に向き合わせる

この、自分の中の10の柱と一つ一つと向き合って、自分はどうなのか認識し、認識した後で改善に取組み、振り返り、確認します。 
ワークショップでは、グループに分かれ、この行程をずっと繰り返しディスカッションします。

10の柱のうち私はまだ3分の2しか取組めていません。

気の遠くなる作業のように思えます、でも取組み続けるのは、それが一番大事だと分かっているからなのです。

本当に大事な事だけど、なかなか勉強する機会が持てない状態だったところに、朗報がありました!
トマス・J・レナードのベストセラー「THE PORTABLE COACH」の完訳版が出版されたのです。
『セルフィッシュ』トマス・J・レナード著 糟野桃代[訳] 秦卓民[監修] 祥伝社
https://allreviews.jp/review/3901

この本の読書会を、オンラインサロン共笑塾で行っています。
少しずつでもしっかりと本当の意味の「セルフィッシュ」=「自分本位」を体現できる人を増やすための読書会です。

塾のメンバーのために、と思っての読書会ですが、一番嬉しく思っているのは私自身なんですよね…。
これも一つの「セルフィッシュ」、ですね。

公式WEBサイト

メールマガジンの登録はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?