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駐在妻が日本が恋しい!と思う瞬間

こんにちは!
中東駐在に帯同しているriiiです。

今日は日本に30年近く住んだ私が日本を恋しく思う瞬間を3つご紹介します!

①日本の冷凍食品が欲しい!
日本に住んでいると毎日のように使う冷凍食品ですが、中東では日本ほどのクオリティの冷凍食品はまずないです。

日本の冷凍食品といえば電子レンジでチンするだけで、唐揚げが食べられたり、
お湯を沸かして入れるだけでラーメンが食べられたりしますよね?
お弁当のおかずや、料理をしたくない休日などお世話になりっぱなしでした。

中東にも冷凍食品はありますが、主流なのはカット野菜の冷凍や、油で揚げるタイプの唐揚げやフライドポテトなどです。
日本のように「今日はちょっと楽したいから冷凍食品を使おう!」という感じではなく
日持ちするから冷凍食品を購入するケースがほとんどです。

そして、あまり便利ではない冷凍食品も、日本に比べると割高で販売しています。
例えば白身魚フライの冷凍食品は1パック(260g)で約800円もします。
イオンやヨーカドーなら半分以下の値段で買えますよね...。

その為、夫のお弁当はすべて手作りのおかずを作る必要があり日本の冷凍食品を心から欲する日々です。

②タクシーのドライバーの仕事が雑
日本に比べるとタクシーの価格が低いのが、原油国が多い中東の良い点だと思います。
そして、きちんとメーター機能も付いているのでぼったくられることもなく安心です。
その為タクシーは非常に便利な移動手段です。

ただし、タクシードライバーに「ここに行きたい」と伝えても彼らがカーナビを設定することはありません。
過去にはカーナビの画面が世界地図の縮尺で設定されている時もありました。絶対使ってないんだろうな...

カーナビを設定しない代わりに彼らは私の携帯を取って、私の携帯でgoogle mapを見ながら目的地に向かいます。
人に携帯を触られるのは少し抵抗があるので、自分のナビを設定してよ!と何度か言ってみたこともありますが、面倒だからと言って断られました。
最近ではもう抵抗するのも諦めました。

加えて、皆さんもイメージがあるかもしれませんが、日本だと考えられないほど
ドライバーの運転が荒いです。
信号が変わってから1秒以内に発進しなければすぐにクラクションを鳴らします。

また、タクシーのメーター機能の中に速度違反をしていると警告がなる機能がありますが、
そのアラートを聞いて速度を下げているドライバーを見たことがありません。
市街地でも100㎞は当たり前、一度郊外に出れば150㎞を出して走行します。
何より、せっかちなドライバーが多く速度を落とさないまま車線変更をするので
経験したことのない、横滑りを感じ、いまだに身の危険を感じることがあります。

日本のホスピタリティ溢れるタクシーが恋しくなります。

③居酒屋で飲みたい!
移住する前は東京で働いていていたので、仕事終わりにどこか安い居酒屋で同期と飲んだり
休日は友人とおつまみを食べながらお酒を飲んだりすることが趣味の一つでした。

しかし中東はイスラム圏ということもあり、お酒に対してのルールがかなり厳しく、
ホテルなどの敷居の高い場所や、高めのレストランなどでしかお酒を飲むことが出来ません。
観光で来る際に、お酒が飲みたい場合には事前にアルコールの提供があるか確認しておくことをお勧めします。

そういった場所ではもちろん日本のように一皿数百円のたこわさや、キュウリの漬物などのおつまみは販売しておらず、
一皿数千円するチーズの盛り合わせや、ポテトフライなどをつまみに飲むことになります。

また、ビール1杯でも1000~1500円が相場ですので、気軽に今日飲みに行こうか!ということはありません。
数人で飲みに行っても一軒で7~8000円は覚悟します。

日本のコスパ抜群の居酒屋が恋しくなり、ついつい日本に帰国すると飲みすぎて太ってしまいます。

まとめ
ほかにもたくさん日本が恋しくなる瞬間はありますが、やはり食に関することが多いです...。

中東の方が住みやすい!と思う瞬間もありますが、やはり日本で生まれ育つと
ホームシックになってしまいます。
あと何年中東に住むかわかりませんが、こんな違いも楽しんで過ごしたいと思います。

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