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【ちょこっと日記】期待と諦めとまだ若いなって気持ち

普段は仕事が終わったらまっすぐ帰宅するか買い物しながら帰るかの2択なのだが、今日は珍しく職場の先輩と飲みに行った。

飲みに行ったとは言っても、もとはラーメンを食べに行っただけである。
ラーメンを食べて、1杯くらい飲むかーの流れからうっかり3杯ほど。

私はまだ新入社員で一番下っ端なのだが、同じ部署に1年生は私1人しかいない。と聞くと、かわいがってもらえていいな~という意見もあるかもしれないが、私はなんとも扱いづらい1年生なのだろう。先輩方からは不必要に気を遣われたり、あるいは不機嫌そうな対応をされたり、そんなことばかりだ。

しかし、中には非常に良くしてくださる先輩もいらっしゃる。今日一緒に飲みに行ってくださったのはその先輩の一人だ。

20歳も年上の方なので、当たり前だが人生経験の厚みが違う。

自分の目の前にある悩みは、その先輩はもうとっくに経験済みで、きっと人生が長い分他の苦労も積み重ねてきたのだろう。

だからと言って、私の目の前の辛さが緩和されるわけでもないが、数字と圧力に潰されそうな息苦しい週5日の労働の中で、先輩の話は、僅かながら救いと諦めを与えてくださった気がした。

結局、理想通りの、楽な人生なんてないんだろうなと。

私は夢想家な一面がある。INFJは、ロマンチストなんて言われることも多いと思うのだが、例に漏れずだ。

しかし、現実の厳しさを目の前の先輩が教えてくださった。いつまでも夢見ていてはいけないのかも。夢を見ていることは人生の希望になるが、現実とのギャップがある分苦しみにもなる。理想と現実の差に対して折り合いを付けなければならない。その折り合いの付け方は、自分が苦労を積み重ねたり、人生の先輩のお話から希望を抱いたり諦めを付けたり、その繰り返しで身に付けていくものなのかもしれないなとふと思った。

自分の人生とかキャリアとか諦めたくはないけど、現実味のない遠い理想を想像するだけよりは、いま目の前のできることをこなしていくことの方が結局は理想への最短ルートなのかも。


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