2019年を振り返って〜社会人1年目の振り返り〜

あっという間に大晦日。2019年があと数時間で終わりますね…!と言う事で今年を振り返ってみました。

今年の4月に株式会社クラウドワークスに入社し、フリーランス向けのエージェントサービスでキャリアアドバイザーをしています。

そんな私が2019年、主に仕事を通して学んだことや感じたことを振り返ってみます。

仕事スキル編

まずは自分の業務の8割を占める、お客様とのコミュニケーションから。特に大事だと感じたことは以下の4つです。

① 相手の求めているものを見極める
②動かせないもの、動かせるものを見極める(希望の優先順位を見極める)
③説得したいときはまず寄り添う(いきなり否定しない)
④事実と解釈を分けて考える・伝える

①に関しては基礎の基礎ですが、要は「この人はこの時間に何を求めてきてくれているのか?」です。
慣れてくると、お客様に「この人冷やかしじゃない?」などと思ってしまうこともあったのですが、先輩が「私もあなたも忙しいじゃないですか。そんな中お時間頂けたってことは、困ってることがあるってことですよね?」と話しているのをみてハッとしました。漫画ですがまさにこれを言っている話があったので参考までに。

②は「なぜそれを求めているのか?」と表層に出てきている要望の裏側を探ること。本当に求めているものを相手が自分でわかっているわけではないので、それを一緒に探ってあげる。③はその上で、相手の表層の要望を否定せず、寄り添いながらも別案を提案していく、ということ。基本的なことなのですが、自分のいいと思うことを押し付けて、相手の考えを否定してしまうことは意外とあるので意識しています。

④も基本的なことですが忘れがちなこと。「それは事実?解釈?」と上司にもよく言われます。これは成約できない気がする…という時も、「これは無理だと思います」→「思いますってことはお客さんがそう言ったわけではないんだよね?りほの解釈?だったらまず本人に聞いて?」と言われたことが何度も…
自分が事実で話しているのか解釈で話しているのかわからなくなったときは、自分の話している言葉に耳を傾けています。

【解釈】
「〜と思います」「多分〜」「〜はず」:曖昧で自分の主観
【事実】
「〜と言ってます」「〇〇で合意してます」:断定できる、客観的

仕事へのスタンス編

最初の1年間は、スキルを付けるのももちろん大事ですが、それよりも仕事への向き合い方のスタンスを大事にしようと思って臨んだ1年でした。

自分自身も悩んだり、社内外の先輩方に相談する中で学んだことを3つ紹介します。

①仕事の価値は捉え方次第
②仕事が来るのを待つのではなく、仕事を食いに行く

①は主にやりがいを感じられるかどうかの観点です。私の場合1)介在価値を感じられるかどうか 2)自分の成長になっているかの2パターンでやりがいが構成されています。
まず、自分の仕事で介在価値を感じられなくなった時に有効だったのは

・「やりたくない仕事」「やりたい仕事」になる方法を考える
・自分のやりたいこと(Will)と現実の業務の接続点を見つける
・実際の業務の中で、Willとの接続点になる部分(=自分の介在価値を感じられる部分)は、目先の数字にならなくても注力する

という方法でした。数字を追うのは大事ですが、その中でも介在価値を感じられる部分は、たとえ効率が悪く感じても時間や思考を割いてみる。すると意外にもそこが数字にも繋がったりと、少しずつ、ちゃんと意味のある仕事ができるようになってきている実感があります。

成長に関しては、意識的に視座を一つ上げることで、仕事内容に関わらず解決できることが多いと思います。「自分の数字を追うだけで成長を感じられないなら、サービス全体・事業全体・会社全体の視点で物事を考えてみる。その思考自体が成長に繋がるし、行動も変わるよね」と先輩や上司にも言ってもらいましたが、そうやって好循環が生まれるのかなと思っています。

②は自分の上長から「あれやりたい、これやりたい、っていいながら待ってるよね?口あけて待ってるんじゃなくて、自分から仕事食いに行ってくれるのを期待してるんだけどな」言われて響いた言葉。やりたい仕事ばかりではない時、異動や転職をするのも一つの手ですが、自分から行動してやりたい仕事を作り出す・取りに行くのが一番大事。

わかっていてもついつい自分を枠に収めてしまったり、できないんじゃないかと言い訳してしまったりするので、仕事を食いに行く姿勢は常に大事にしよう、と思っています。

おまけ

キャリアアドバイザーの他にも、全社キックオフの司会や担当部署の採用、全社の新卒・若手採用、社内のダイバーシティーの推進などなど興味のあることを幅広くトライしてみたのが下半期でした。仕事以外でも、ソーシャルバーPORTOで1日店長体験をしたり、まちづくりをしている方と一緒にイベントを企画することになったりと、色んな出会いがありました。

この辺りはまた書きますが、視点が偏らない為にも、仕事以外でのつながりを持って、違う視点を持った人と関わりを持つって大事だなと感じています。

まとめ

仕事の基礎の基礎になるコミュニケーション、やりがいや成長の土台になる仕事のスタンスを学べた1年でした。

まだまだなところもありますが、振り返ってみると成長できた・学べたところも多いのかなと思います。

2020年は、仕事を食いに行く姿勢を忘れないことと、仕事外で少しずつトライしていたことを本格的に副業にできるように動くことを目標にしています!


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