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この世界は刺激に満ち溢れている

創造性を維持するため・向上するために何ができるんだろう?というお話です。3分くらいで読み終わります。

最近、一生懸命に突っ走っていたら振り返ったり思考を整理する時間を取っていなかったことに気がつきました。

そうすると、恐ろしいことに、創造性が死ぬんですよね。やらなきゃいけないことをこなし、その目の前事以外考えることを怠っているから、面白いことも見つけられない。

昨日今日と一泊二日の温泉旅行をしていて、ふとそんなことに気がつきました。
美味しいご飯を食べ、来たことのない土地を歩き、知らないものを見て、知らない人たちと関わる。
温泉旅行って刺激が少なくてぼんやりと過ごすようなイメージでしたが、実はたくさん刺激を受けているんだと気が付きました。そして、その刺激が自分の創造性を刺激してくれているんです。

例えば、私が今回訪れた伊東温泉は、熱海や湯河原からすぐ近くなのですが、その二つと比べて圧倒的にご年配の方が多かったんです。なんで伊東は年上の方々を惹きつけるんだろう?なんで近くの温泉地に比べて若い人が少ないんだろう?と考えながら、温泉に浸かっている…それだけで思考が進んでなんだかいろんなことを考えていました。そんなことを考えることで、今書いているような、「そういえば自分の創造性死んでいたなぁ」なんてことも考えました。

こう書いてみると、刺激だけでなく、ゆっくりと時間に追われていないことで、余計なことを考えるのかなぁと思います。

少し都会の喧騒から離れた非日常の温泉にいることで刺激を受け、アイディアがたくさん湧いてくる。アイディアでいっぱいになった頭を、露天風呂に浸かりながらぼんやりと考え事をする時間に思考が整理され、なんとなくすきっりした気分になる。そうすると書きたいこと、誰かに伝えたいこと、もっと考えてみたいことや勉強したいことがむくむくと膨らんでくる。きっとこういう時間が創造性を担保してくれるんだろうなぁと思います。

Noteに書く内容も思いついた時にEvernoteにタイトルだけメモするようにしているのですが、刺激×考える時間でアイディアの量が違うんです。刺激だけ受けても、睡眠時間を削って頑張っていることは感性が死んでいるので、刺激を受けても考えが頭の中で絡まったままでアイディアとして発散されません。頭の中で絡まったままのものって、なかなか文章に落とし込めないんですよね。

時間に関しては以前、アメリカで「なんでそんなに残業するの?そんなんじゃ創造的な仕事ができない」と言われた日本人の方の記事を読んだことがあります。(どの記事か忘れました…見覚えある方教えてください!)
それって多分、残業して追い込むことで外からの刺激を受ける時間が無くなって、知らず知らずのうちに創造性が失われていく――ということをわかっているんじゃないかと思います。そしてこれって、働き方を考えるうえでもすごく大切だなぁと思います。精神的でも時間的でも追い詰められている時にいいアイディアはきっと生まれないんだろうなぁと。

外からの刺激に関しては、旅をする・イベントに参加する・新しい人と会う…など様々な方法があると思います。でも、わざわざそういう場所へ出かける必要はあるのだろうか?と最近思います。この世界は刺激に満ち溢れていて、そこに自分が気づけるかどうかの問題なんだと思うんです。これに関しては、以前に「旅人、集まれ!」というイベントでホームレスバーテンダーをやっている翔さんという方とお話した際に感じたことがあります。

「『ホームレスだから雨って大変じゃない?』とよく聞かれるんですけど…雨の日って好きなんですよね。街が違って見えるんです。僕、屋根を探して歩くから、屋根っていう視点で街を見れるんですよ」

同じ街でも「屋根」という視点で歩くだけで全然違って見える――

それってまさに「日常に刺激が転がっている」を表しています。自分の視点を転換するだけで、同じ毎日でも違って見えるし毎日何か新しいものを見つけられるはず。そう思って生きていけたらいいなぁ。

視点を得るためにも、創造性を担保するためにも、ちゃんと毎晩お風呂に浸かる・人と会って他愛無い話をする・ジムで思考を整理する。そういう時間を意図的に取るのは大事だなぁと思います。

アイディアを整理するために、こうやって文章に落とし込むのも大切ですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまた☺

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