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「思考の癖」を変えていきたい#書く習慣1ヶ月チャレンジ

社会人になってますます強くなっていると感じる変えたいこと、それは「べき思考」でいることです。「べき思考」とは、〇〇しなければならない、〇〇するべき、と考える思考のこと。
それは、自分を律する時に使ったり、あろうことか、他人にも押し付けることがあります。
「べき思考」がフル回転してる時は、それしか考えられないのですが、冷静に考えてみると、その思考は自分をがんじがらめにし、他人からも反発を買います。良くないことが分かっているのに、ちょこちょこ発動します。

わたしの「べき思考」はいつから?

そもそも、なんでこんなに「べき思考」が強いんだろう。
最初の「べき思考」との出会いは、母親の教育でした。幼少期の私は超がつくほどのマイペースで、他人と合わせられない、寝たい時に寝る、とにかく周りを見ない子でした。そんな私と正反対の母親。「他人に合わせなければならない。」「空気を読まなければならない。」口酸っぱく怒られてきました。他の姉妹と比べても、とにかく自由人だった私は、母親にとって特に手が焼く子だったと思います。

そんな環境で生きてきた私。本当は相当なマイペースでポンコツなのに、「べき思考」に縛られて、怠惰な自分を自分で責め、それを他人にも強要するようになっていました。周りからしたら相当接しづらい人です。でも、末期の私にはそれ以外の考え方を思いつきませんでした。

「べき思考」を掘り下げてみる

私の「べき思考」について考えてみました。
私がパッと思いついたのは、

・正社員であるべき
・真面目で誠実であるべき
・老後のために家を買うべき
・こどもの見本となる母親であるべき


書いているだけでも息が詰まりそうです(笑)
これは、母親・友人・SNSの影響、勝手に作り上げた自分の世界観などから出てるのでしょう。

でも、社会人を続けていると、世の中って、こんな白黒じゃなくて、グレーなことが多くて、それで回っているとこがたくさんあると気が付きました。
その狭間で、みんな、自分にとって最適な選択をして、柔軟に変化しているんじゃないかな。

それに、案外、「べき思考」が支配する時って、「自分もそうしたいのに!」「羨ましい!」みたいな感情も入ってることがあるんじゃないかと。自分がしたいことをしている人に対しての反発、みたいな側面もあるな、と気が付きました。

・正社員じゃなくても良くない?
・家、買わなくても良くない?
・こどもに尊敬される母親じゃなくて良くない?

きっとそう思いたいのに、長年の「べき思考」が邪魔をする。いやはやなんて生きづらいんだろう、と笑ってしまいました。

「べき思考」を柔軟にしよう

今回「べき思考」について考えてきましたが、結論、もっと自分を可愛がってあげようと思いました(笑)時には必要かもしれないけど、ほとんど必要ない思考だと分かったから。それに、その思考のせいで、自分で自分の首を絞めるのは可哀想だから。
もし、「〇〇するべきじゃない?!」がムクムク出てきたら、「本当の本当に〇〇するべきだと思うの?」そして「本当はどうしたいの?」と自分に問いかける。思考の癖を少しずつでも柔らかくしていきたいと思います。

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