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ワタシと居場所①

ワタシと居場所①

1.居場所ってなに?
2.ワタシと居場所の変容
 (1)特定の友達といた小学生時代
 (2)どこが居場所か分からなくなった中学生時代
 (3)一緒にいるだけで毎日楽しかった高校生時代

Q1皆さんにとって居場所って何ですか。

1.居場所ってなに?

居場所とは「いるところ、いどころ」(広辞苑より)

現在では物理的な空間だけではなく、心理的な意味も表している。

例えば、「私にはクラスで居場所がない」

…これはクラス(教室)がないという意味ではなく、自分のいるところである感じがしないという意味でつかわれる。

→要するに存在している、いないに関係なく自分がいると感じるところが居場所!!

Q2どんなところが居場所でしたか。

2.ワタシと居場所の変容

(1)特定の友達といた小学生時代

 小学生時代は田舎の小学校ということもあり、1クラスだけで。みんな保育園から一緒の幼馴染だった。保育園でも仲良しだったかんちゃんと一緒に6年間過ごしていた。かんちゃんはみんなから人気者でいつも「かんちゃんが誰かに取られるのではないか」と心配していた。かんちゃんと仲良くする子のことをライバル意識していた。このときのかんちゃんは私にとって彼氏みたいな存在だったのだ。(恋愛的好きというものではなく、かんちゃんを独占したいという感じ。私がかんちゃんの一番でいたい!と思っていた。)

(2)どこが居場所か分からなくなった中学生時代

(a)空気を読むことしかできず居場所がなくなった中学1年生

私の中学校は3つの小学校が合わさる。小学校のときに一緒にいたかんちゃんともクラスも部活も違ったため、話すことも一緒に登下校することもなくなってしまった。私は中学生に入って初めて一緒にいる友達(イツメン)を見つけなくてはならなくなった。「あの子とあの子は仲良しだから入っていけない…」などと考えているうちに一人ぼっちになってしまいそうになり、比較的おとなしそうな子たちのグループに入った。そのグループは他のクラスメイトから徐々にいじめを受けるようになり、「わたしもいじめられたくない」と思い一緒にいるのをやめた。クラスでは本当に誰かの悪口を言わなければ自分も言われると思い必死でみんなに合わせていた。

 部活ではソフトテニス部に入った。新入部員として私を含めて8人の部員が入部した。その中で私は運動音痴でテニスもへたくそであった。ある日、先生から練習試合をして勝った4人を試合に出させると言われた。案の定、試合ではぼろ負けし、試合には出ることが出来なかった。そこから、試合に出られた4人と出られなかった4人の身分の差(その当時はそう呼んでいたが、いじめに近かったと思う)が始まった。まずは一緒に登下校をしていた2人と一緒に帰ってもらえなくなった。登校するときも、その子の家まで迎えに行っても待たせられて最終的には「2人とも車で送ってもらうから一人で登校して」と言われた。つぎにお弁当を一緒に食べてもらえなくなった。大会や練習試合の際にとなりで食べようとすると嫌がられた。たぶん挙げていったらきりがないのかもしれない。でも、本人に言うことも誰かに相談することも出来ずに耐えていた。

 クラスでも部活でも居場所がなかった私は「人に嫌われたくない。これ以上嫌われたら生きていけない」と思っていた。

(b)イツメンはいるけど居場所がないと思っていた中学2年生

 中学2年生になり、スタートダッシュにも成功し、イツメンもできた。ただそのイツメンが昼休みになると部活の仲間で集まって遊んでいて、私は独りぼっちになってしまった。それが本当に嫌で嫌で仕方なかった。「昼休みなんかなくていいのに」と本気で思っていた。しかし、周りにも独りぼっちと思われたくなく、違うクラスの友達のところで昼休みを過ごしていた。その友達にも若干煙たがられているのを感じながら…。

 部活では試合に出られていた子たちとも徐々に仲良くなれた。(一人だけは本当に苦手だったが)部活は厳しかったが楽しく感じられるようになった。

(c)居場所を作れた中学3年生

 中学3年生のときのことはほとんど覚えていない(笑)

それだけ不安なこともなく過ごせていたのだろうと思う。その当時、私たちの中でツイッターがブームとなり私も始めた。自分と似た趣味をもつ人たちと繋がり、話すことで自分がいることが肯定された気がした。そこで自分の居場所を見つけたことで、自分の中で安心感があり、学校でも友達とトラブルなく過ごせたのかもしれない。今でもその当時に出会ったツイッターの人達とは交流があり、たまに遊ぶこともあるので本当に重要だったのだと思う。

(3)一緒にいるだけで毎日楽しかった高校時代

  高校時代を一言で表すなら、毎日楽しい!!ということだ。クラスや部活のメンバーだけではなく、学年を超えてたくさんの友達が出来た。本当に、なんでこんなに中学時代と違うのか疑問に思ったほどだ(笑) いじめや陰口をいう人が周りにいなかったことも大きいと思う。また、みんなで何かするその一瞬一瞬が本当に楽しかった。この高校に入学してよかったと本気で思った。部活ではマネジャーをやっていたから男女問わず学年関係なく友達が出来た。誕生日には顔面シュークリームをやったり、夏休みには学校近くの河川敷で花火をやったり、UNOや手巻きずしパーティーをやったり…本当に思い出がたくさんある。

自分も大人になったが、周りも大人になったことが大きかったのかもしれない。

続きはまた今度。



#居場所 #小学生 #中学生 #高校生 #ワタシシリーズ


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