私は｢前向きに｣｢ぬるく｣生きていくことを選択し、貫きたい

私には実力が皆無

私にはやりたいことが皆無

私は未来に何も期待していない

どうせいつか死ぬ

そういうわけで、私には真剣に生きていくつもりはない。ただ、一番大きい理由は、私が、自分自身を恐れているからかもしれない。

私は、私を止めることができない。

もし、私が一度｢真剣に｣走り出したら、もはや私には制御不能なのだ。私は愛に欠ける代わりに、怒りが充満しやすい人間だからだ。

私が一旦走り出したら、相手が木っ端微塵になるまで闘いを止めないだろう。相手の形が影も形も失くなるまで、徹底的に闘い抜くだろう。

しかし、それは同時に、私自身の死も意味する。私が｢真剣に｣生きるとは、私にとっては、敵も味方も、さらには自分自身を滅ぼすまで突き進む結果を導くと考えている。

だから、私は｢真剣に｣生きていくことを避けたいと思っている。私は｢適度に｣ぬるく生きていく。そして、寿命か何かは分からないが、運命が私に訪れたら、それだけは｢真剣に｣受け入れる。それしかできないと思う。

私は、以前はかなり｢消極的に｣、今は｢かなり前向きに｣そう考えている。そもそも、生きていくだけでも大変である。どれだけ、私は｢ぬるさ｣を維持できるか。そこに、私の人生の｢実り｣は懸かっていると思っている。