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中学校三年間主人公(不登校)だった私が偏差値70の高校に合格した勉強法

前回は高校入試に向けたモチベーションの高め方について述べました。

このシリーズでは学校に通わずとも高校に合格した具体的な勉強法について書きます。

受験科目について


まず始めに受験科目についてですが、私の住んでいた地域では公立高校の入試の際に中学校の内申点が半分考慮されるため、中学校三年間学校にいっておらず通知表がほぼ1だった自分は最初から公立高校は志望せず、英数国三科目のテストの点数だけで判定される私立高校に狙いを定めました


受験を考え出した三年生の春頃の自分の状況は
英語 基本的な文法(疑問文など)とアルファベットが全てわかる程度
国語 小5の知識でとまったまま
数学 中1のレベル(一次方程式等)

という感じで、とても偏差値70の高校を受験できるレベルではありませんでした。しかし後で記述する勉強法を一年間行い、最終的には志望校の中でも最上位クラスに合格することができました。
僕が行った勉強法の中でも、今回は特に力を入れていた英語について解説します。

英語


英語に関して、志望校合格への最短ルートは単語、熟語をひたすら覚えることです。

私が受験期に使った教材は英単語帳、英熟語帳、志望校の赤本のみでした。

特に単語熟語の定着には力を入れ、不登校の特権である豊富な自由時間を使って英単語、熟語帳を読みまくりました。
この勉強法の良さはわざわざ机に向かう必要がないことです

テレビをみたりゲームをしたり、電車にのっている時にながらでできます。ながらといっても2ページ覚えたらゲーム再開、などといった感じでメリハリをつけてやりました。学校に行っておらず、机にそもそも向かう気にならない、集中力がほとんど続かない、という状態だった私でもこの勉強法なら隙間時間を使えるため、毎日継続することができました


結果的に当時使っていた単語、熟語帳はいつどんな時でも持ち運び、受験が終わるころには全ページ書き込みだらけでボロボロになるまで使いました。
その結果、どんなに偏差値の高い学校の長文問題でも文章の意味をつかめるようになりました

ここで単語熟語を覚えることが英語の文章の理解にどれだけ重要か例を出して解説します。

たとえば
I went to pool in order to swim after school yesterday evening.
(昨日の夕方、私は放課後に水泳をするためにプールに行った)
という文があるとします。

これを単語、熟語の知識だけで読んでみると
(私 プール ために およぐ あと 学校 昨日 夕方)
と解釈でき、だいたいの文の意味を掴めます。


ここで注意すべきはgoが変化しているwentですが、このような時制により形が大きく変化する動詞は高校入試レベルでは限られており、赤本などの過去問題を反復するうちに自然と定着するはずです

単語と熟語の勉強だけでは補えない、このようなイレギュラーな変化や入試で頻出される文法を学ぶために、単語、熟語を学ぶと同時に早いうちから志望校の過去問題に取り組むことが重要です。

この時に、意味がわからない文法、単語、熟語があれば問題を解いている時にチェックをつけ、丸つけが終わったあとで別のノートにチェックがついたところをまとめるという解き方をすると、より効率的に過去問題を使えます。

はじめのうちは、チェックがつく箇所がとても多く、復習やまとめが大変かと思われますが、この解き方を継続すれば志望校の問題の傾向や長文で頻出される問題を確実に解けるようになります。

そして可能な限り多くの過去問を集め、一か月一度のペースで一年分解き、今の自分が合格ラインにたいしてどれくらいの位置にいるかの把握を常に行いましょう。このようにすれば遠い夢だと思っていた志望校合格がどんどん現実に近づいてくるのが実感できるはずです。

今回は不登校からでも偏差値70の高校に合格した勉強法を英語に絞ってご紹介しました。次回は、国語、数学について解説します。

また、ここで解説している勉強法はあくまで一個人の例であるのでご参考程度にしていただけると幸いです。

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