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文才がないとかなんとか…ごちゃごちゃうるせえ!とりあえず小説を賞に応募しろい!!

 こんにちは。早雲です。

 僕は小説を書くのが好きで、時々書いているのですが、文才がないという欠点を抱えています。

 そんな感じのことを書いたのが以下の記事です。


 アツいこと言ってますね。嫌いじゃないです。

 ただ、まあアツいこと言うだけだと、なんというか自分をチョロまかすのに限界がきますよね。

 と、言うわけで実際に、とりあえず行動してみようじゃないか、と言うのが今回のテーマです。

 少々お付き合いください。

・まず、文才がないということについて

 僕にはあまり文才がありません。ですが、正直に言えば、それで困ったことはありません。ここでいう文才とは、『文章を巧みに書く能力』『人に感銘を与える文章を書く能力』を指します。その定義に照らし合わせると、僕の文章にはその力は無さそうです。少なくとも僕の小説を読んで泣いていた人を見たことはありません。

 ですが、それって別に小説を書く上で困ることではないんですね。理由はいくつかあります。

 まず一つ目に、当たり前ですが、文才の有無関係なしにキーボードをタイピングして文章を書くということはほとんど誰でも出来るということです。つまり、文才がないということは、小説を読む人にとって大変なだけで、書く人にとっては問題にならないんですね。

 二つ目に、僕は科学者なので、文才よりも、伝わりやすく論理的な文章を求められることが多いということです。

 そして三つ目の理由として、僕が伝えたいのは『科学と心の機微』であるという事です。これが僕が文才がなくても対して困らないなと感じる一番の要因だと思います。

 つまり自分が書きたいテーマの中に、科学的な知見をたくさん取り扱っているので、わかりやすく論理的な文章を書く能力の方が大事ということです。また、それさえできれば、ただキーボードを打ち続けて伝えたいことを伝えられるまで文章を書くことが出来れば良いのです。そこには文才は必要ありません。読めれば良いのです。

 もちろん、『科学と心の機微』なので、心の機微の描写については文才があるに越したことはありません。ですが、文才が必要な部分の比率は僕が書きたいテーマにおいては小さいと思っています。

 以上は僕の小説に対する基本的なスタンスです。美しい文を書く才に憧れはありますが、それはあまり僕に関係ないので、僕に関係がある事をしようと思っているのです。

・というわけで、とりあえず賞に小説を出そう

 そんなわけで小説を書いて賞に出すことにしました。

 上で詭弁に詭弁を弄しましたが、どんなに机上の空論を正当化したところで賞を受賞できるわけではありません。

 とりあえず先日、書いた短編二つを星新一賞と文学界新人賞にそれぞれ出しました(過去形!!)。

 結果がどうなるかとても楽しみですが、あまり期待しても意味はないので他にもやってみることにしました。

・というわけで、とりあえず本を出版してみよう

 Amazonの製本サービスをつかって紙の本を5000円くらいで出版できるサービス(MyISBN)を最近知りました。

 ひとまず、本にするとはどんなもんか、市場に出すのはどんなもんかをやってみようと思います。

 ちなみに、これとは別に出版社から自費出版をしようとして、見積額を聞いたんですが、少し私には高価すぎました…。本当は本屋に置きたかったんですが。まあ、万全っていうのは一生きませんからね。べたーざんべすと、の精神でいきたいと思います。

・最後に

 いやはや。文才がなくて小説を書く事を正当化するのにずいぶん骨を折ってます。文才なくても大丈夫というのをちゃんと言語化したかったんでしょうね。

 文才は小説家にとっては武器になるし、それだけで物語が成立することすらあります。そしてそれはなかなか後天的には得難いものです。

 ですが、それはあくまで武器の一つだし、なくても戦えると思います。

 それに徒手空拳で良い作家になったらと思うと、いい感じでカッコイイです。

 そんなこんなで、今日は終わりにします。

 ではまた。
 

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