日焼け止めSPF50とSPF30を肌に優しく使い分ける
こんにちは!坂下莉咲(@risa_sakashita)です!
お天気が続くと気になる紫外線、とりあえず日焼け止めはSPF50を塗っておけば安心と思っていませんか?
日焼け止めには数値がありますが、使い分けがわからないとい声をいただいたので私なりにまとめてみようと思います。
そもそもSPFとはなんでしょうか?
SPFとは
日焼けして肌が赤くなるサンバーンを防ぐ程度を表すものです。
後ろに続く数字が大きいほうが防ぐ効果は高く、低くなると防ぐ効果は低くなります。
肌を赤くする紫外線はB波(UV-B)ですね。
雲や壁で防がれるので、室内にいる分にはそこまで気にする必要はありませんが、UV-Bは細胞の遺伝子を破壊したり、シミやそばかすの原因となります。
今回は触れませんが、もうひとつの紫外線A波(UV-A)は雲や窓を通して室内にも入ってきますね。詳しくはこちらの下記記事で。
SPFの防ぐ効果が高いとは、肌を赤くする時間をどれだけ先送りにするか、ということです。
例えば
SPF50の日焼け止めは「SPF50×25=1250分」通常25分で赤くなる人の肌を50倍の時間先送りにできるという計算です。
SPF30の日焼け止めは「SPF30×25=750分」
そしてこの効果を最大限に発揮するには「1平方cmに2ml(2mg)塗布した場合」と、割と厚塗りの計算です。
さらにSPFの効果は3時間ほどでなくなるとされていて、汗や顔をこすったりする摩擦でもとれてしまうことが考えられるので、どんな数値の日焼け止めを塗っても3時間おきくらいの塗り直しは必要かと思います。
紫外線防止剤
日焼け止めに必ず含まれている紫外線防止剤には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」があります。
紫外線吸収剤は紫外線の熱を取り込みエネルギーに変える働きがあります。油性成分なので、落ちにくくきしみ感も少ないものが多いですが、その分しっかりしたクレンジングが必要になります。
紫外線散乱剤は白い粉体で、紫外線を物理的に反射して防ぐ働きがあります。なので汗などで流れやすく、塗ったときに白浮きしやすいものが多い印象です。
日焼け止めにはどちらも含まれているものもあれば、紫外線散乱剤のみで「ケミカルフリー」や「ノンケミカル」と謳われている商品もあります。
どちらが良い悪いではなく、使いやすい日焼け止めを使い続けることが大切だと思います。
SPF50の日
SPFの数値が高いと紫外線吸収剤の割合が多くなる印象です。
すると落ちにくい日焼け止めとなるので、海や山など塗り直すタイミングが難しいレジャーのときに活用します。
帰宅後は専用のクレンジングなどで残らないようにオフします。(クレンジングミルクなどの優しめのクレンジングでは落としきれない場合もあります)
そしてしっかり洗った分、たっぷり保湿を心掛けましょう!
たくさん日差しを浴びた日の夜ケアも忘れずに。
SPF30の日
SPF30はSPF50に比べて落としやすく(悪くいえば日中落ちやすい)、クレンジングの負担がかかりにくいので普段使いに利用しています。
スポーツしたり、汗をダラダラかかなければ大丈夫かなと思うので通勤程度であればOKです。
日常使いデイリー用です。
愛用しているお気に入りの日焼け止めや化粧下地は先日インスタにポストしたこちらです。
肌に優しいとは?
落としやすいものがなぜ利点かというと、クレンジング力が強いものを毎日利用していると、肌にもともとある潤い成分まで奪われやすくなり、乾燥に繋がってしまう可能性があります。
優しいクレンジング力のものは、肌の潤いを奪いすぎずに汚れを落とすことができるので、肌に負担がかかりにくいとされています。
だからといってSPF50を塗って、しっかりメイクをした日にクレンジングミルクなどの優しいクレンジングをしてしまうと、落ちきらずに残ったメイクや汚れで肌荒れに繋がってしまうこともあるので、塗ったものに対してクレンジングを選ぶことも大切です。
日常では肌負担がかかりにくく落とせるSPF30程度のものにして、ここぞというときはSPF50でしっかりガードする方が肌に優しいと考えます。
SPF50とSPF30使い分けてみようかなと思ってもらえたら嬉しいです!
日焼け止めだけでなく日傘やサングラスなども利用しながら紫外線対策して、10年後の肌を育てていきましょう。
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