コロナで数ヶ月会っていない子供達に支えられたここ最近の話。 浦上理恵 byブレグランス

2月末の休校措置、緊急事態宣言を経て、スクールが再開した今月。
子供達に教える、支える立場である私が、子供達に支えられた数ヶ月を記録として残していきます。

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保護者を強力なサポーターにする力①  浦上理恵 by(株)ブレグランス
保護者を強力なサポーターにする力1.5  浦上理恵 by(株)ブレグランス
から脱線。

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段落の間で都合よく使われる俺・・

ようやく動き出した6月

6月に入ってからスクールは再開し出したものの、未だ隔週再開、希望者は引き続き欠席とのことでスクールが元の形に戻るのはなかなか難しそう。
(そもそも元に戻ることがどういうことなのか・・)

とはいえ段階的にスクールが再開して子供達と会う機会が増えてきました。

自粛期間中、保護者さんとは時々連絡を取っており、

「運動していないので太りました」
「毎日ずっとyoutube見ています」
なーんて声もあったし、

「家にいすぎてすごくわがままになった」
なんて声もあったり、

正直、外にも出れず我慢ばかりだった数ヶ月間の子供たちの精神状態が少し不安でした。
そもそもテニスのことなんてすっかり忘れているんじゃ・・と思っていましたが、
いざ会ってみるとみんなニコニコいつも通りで、なんかホッとしました。

久しぶりのレッスンでみんなと遊んで、自分の居場所に帰ってきたような感覚になり、改めてスクールを再開できるようになった喜びを感じていました。

汗かきまくって無邪気に走ってる笑顔が好きで仕方ない。

大切な子供たちの笑顔に勝る宝はない、とレッスンの度に思います。
いつも幸せな仕事をさせてもらっているなと自分の環境に感謝しています。

今回の自粛期間があったからこそ、改めて強く思うことができました。

会えない期間に子供達が与えてくれたもの

自粛期間、仕事がどんどんキャンセルになり、途方にくれる方もいらっしゃったかと思います。
私たちも、スクールやイベントが一気にキャンセルになり、良くいえば仕事しなくて良い期間に。笑

当初立てていた目標も全部練り直し。

そもそも、何する!?何ができる?

コロナを言い訳になんとだってサボれる状況で、それでも足を止めないで頑張れたのは、自分の生徒たちがたくさんいたからです。

子供達にかっこ悪い姿を見せてられないと思って働いていました。
こんな状況だからこそ、下を向かずに闘っている大人の姿を見せないと。

常に目標を持って、課題意識を持って取り組め。
と偉そうに言ってた自分が、ここで踏ん張らないわけにはいかない。

大人よりたくさん我慢してくれているはず。
自粛期間中、ぐっと耐えて待っていてくれている子供達を思い出してはなんとか進んできました。

会えない期間だったのにも関わらず、子供達はずっとそばにいて応援してくれていたような気がします。

コロナだろうと何だろうと子供たちの成長は止まらない

仕方ない時期だしのんびりやればいいかな〜なんて思ったりもしましたが、
何とか子供達のおかげで踏ん張れたこの数ヶ月。

そもそも、コロナなんかで子供達の成長は止まらない。
はい、そうですか。ちょっと成長のペース落としましょうか。なんて相談に応じてくれるわけもないので、私達も止まるわけにはいかなかった。

小さくても、できることをやるしかなかったこの数ヶ月。
背中を押してくれたのは、エリートの意識高い系コラムでもなくずっと会えない子供達でした。

書きながら、自分の仕事がもっと好きになった今日のnoteでした。笑

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