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なんちゃあないぜよ 土佐旅日記 ~第十一歩④~

2016年3月26日~30日(3日目)

 涙に暮れた昨日から一夜明けた。
どんなに悲しくても淋しくても、新しい日はやってくる。

 今日は色々と新しいことに挑戦する。
その前に、まずは桂浜に行って気持ちを落ち着かせることに。

 ステージは昨日のままの駅前。
とさてらすでバスのチケットを買っていたら、BGMはもて勤さんだし、声を聴いたらなんだか安心している自分がいる。

バスに乗り、途中の五台山には桜もちらほら。

龍馬さんは後ろ姿もかっこえい!

桂浜は、いいお天気!
こんなにも晴れた桂浜は久しぶり。

人があまり来ないのをいいことに、しばらく龍馬像のそばにあるベンチから桂浜の眺めをひとり占め。
ぼんやりと色々な思いを馳せたり、何も考えなかったり。

そして桂浜の波の近くで、太平洋をずっと眺める。

海がキラッキラに輝いていて、ぐ~っと伸びをしたり、深呼吸したりホンマに気持ちいい。

また4月から頑張らな…いや、頑張らんでもいいや。
ぼちぼちいこう。
土佐に住んだら、桂浜も近くなるなぁ。

そんなことを思う。

気づいたら軽く1時間半は桂浜に滞在。
そのあとの予定がなければもっといたかったくらい、全然飽きない。

お昼ご飯はガイドブックに載っていた、はりまや橋の南にある「Tuche(テュケ)」さんに初めて行ってみる。

新玉葱のソースのハンバーグ、ほんわかやわらかくて美味しかった!

注文を受けてから、ゆっくりじっくり調理されるらしく、全然混んでもないのに1時間近く待った・・・落ち着いた雰囲気で静かにゆったりできて良かったのだが、このあと待ち合わせがあったので、メインが待ち合わせの30分前に来たから焦った。

結局、待ち合わせ場所も近くて何とか間に合った。
常日頃から時間に追われてるんやなぁ、もっと気持ちに余裕が欲しいと痛感。

 待ち合わせは、はりまや橋のからくり時計の下。
お相手は、高知市移住・定住促進室のYさん。

今回の土佐旅のテーマにしていた「始まり」は、このこと。
移住のことをちゃんと考えてみようと思って、事前にガイドをお願いしていた。
※移住の話になるので、詳しくは【こじゃんとろいろい!土佐移住日記~準備編②~】へ。

そのあと、以前の旅で言葉の書を頂いた一真ごくうさんのお店に行ったけれど、今日は残念ながらお休み。
なので同じ店舗内で占いをされているakkoさんに見てもらうことに。

詳しい結果は自分の心に留めておくが「現在は自然を欲しており、悩みや疲れを癒したい状態」「未来は楽しかった思い出に浸りながらも、前を向いて行く。自分の思いを叶える決断をする」などが出た・・・他にも色々と出たが、当たっている!
事前に話していないことまでも当たっていてびっくり。

占いして頂いたakkoさんも高知に移住されたかたで、土佐暮らしもすでに20年くらいだそう。
途中、根っからの土佐人の常連さんも加わり、3人でいっぱい話した。

おふたりとも初めましてだけれど、昔から知っていたかのような親しみを感じて、楽しい時間を過ごす。
気持ちも和らいだし、行って良かった。
akkoさんには大きな文旦まで頂き、ホテルの部屋が甘酸っぱい香りで満たされた。

夜ご飯は、ホテル近くの初めてのお店「呑んだ 久礼(くれ)」さんへ。

新鮮な魚が目白押しで、カツオのお刺身も初めて食べたどろめも、どれもこれも美味しかった!
日本酒は美丈夫ゆずぽんかんのリキュールを頂く。
まだ少し苦手な日本酒も、フルーツ系ならぐいぐい飲めることが判明!

大将がとても親しみやすくて色々お話してくださったところ、美丈夫のゆずは大人のごっくん馬路村やと…ほぼジュースやな(笑)

今日は初対面なかたたちと、たくさん話した。
私は人見知りしぃやけど、不思議なことに土佐人とはすんなり話せる。
それは、土佐の皆さんが人懐っこくてあったかいからだろうなぁ。

始まりの日、おかげさまで良き日となったことに感謝!

 ~第十一歩⑤~へ続く・・・

闘病中ですが書くことが好きで、マイペースに執筆しております。夢は自分の本を出すこと!サポート頂きましたら、医療費に充てさせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。