日曜日の吉祥寺、CAFE ZENON
毎年9月の3連休に、パシフィコ横浜で行われるヨガフェスタというイベント。
それを運営しているのがYoggy,Yoginiにとって馴染みのあるyoga worksという、ヨガツールを販売している会社。
そしてそのyoga works が運営している企画のひとつに
CAFE YOGAというのがある。
指導歴3年以内の新米ヨガインストラクター
×
空き時間を利用してもらうCAFE
×
スタジオなどはハードルが高いと感じるヨガに興味ある未経験の方
この3つが重なり、
新米ヨガインストラクターにとって経験の場として
CAFEにとっては来店のきっかけのひとつとして
ヨガ未経験の方にとってはヨガを体験する機会として
CAFE YOGAがある。
前置きが長くなったけれど、
今年の3〜8月まで吉祥寺の CAFE ZENON でCAFE YOGAのレッスンを担当していた私は
後任のインストラクターのサポートをするために参加してきた。
普段、同じ先生に指導して頂いている私は
違う先生、しかも新米のインストラクターのクラスを受けるのは久々。
オーディションや所属スタジオの査定でちょこっと受ける程度だったのですごく新鮮だった。
キャリアの長いインストラクターやティーチャーは知識もあり話し方も上手で素晴らしいけれど
キャリアの短いインストラクターは素が出るというか
例えばポーズに対するアプローチが上手とか構成の仕方が絶妙とかいった
クラスそのもの内容よりも
本人のキャラクターやヨガを好きな気持ち、クラスに真摯に向き合おうとする姿勢が現れるのだなぁ、と。
キャリアを積めば積むほど
その部分は覆い隠されるというか
知識や話し方、生徒とのコミュニケーションで見えなくなってしまう。
要は見せ方が上手になる、ということで
それはモデル・女優・ダンサーなど、自分を表現する仕事を経験してきた人にも同じことが言えるかもしれない。
そしてそのどっちがいい、という答えはここにはない。
両方を持ち合わせている指導者もいれば
片方だけ(ベテランでも見せ方だけが上手な人はいるかもしれない)、
という人もいて
何を好むかは生徒次第。
追い追い書いていきたいけれど、インド4000年の歴史を持つヨガに
今もなお当時の修行的な要素を求めている人は少ない。
(自覚的に何を求めているか、わかっている人がそもそも少ないという話にもなってしまうけれど)
無意識的に、なんとなく、
この人のクラス好きだな、という感覚の中に
自分にとって必要な、あるいは好感の持てる要素が含まれているのだから。
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