作詞家大塚利恵の『ことばのドリル』vol.3♫私の視点は私だけ
vol.2のドリルはいかがでしたか?
今、周りの風景を365°見渡してみましょう。
気になったもの(人でもok)を三つ挙げて下さい。
なぜそれが気になったのか、考えてみましょう。
私は、恵比寿のカフェでやってみたのですが、
「柱」「後ろ向きの花瓶」「柔らかい英語」
でした。
1. とても目立つ大きな柱がカフェの中に何本もあって、私もあんな風にどーんと地に足を付けたいなーと思った。
2. 花瓶の花が向こうを向いているのが急に気になった。
3. 後ろの席の人が柔らかい素敵な声で話していたので、顔を見たら外国人の美人さんだった。
だからなんだ?と思われるかもしれませんね(笑)
でも、きっと他の人だったら全く違う答えになったはず。
同じ条件で同じ景色を見ても、気になるポイントが人によって違うのは、面白いことだと思いませんか?
表現って、その人ならではの「視点」から生まれるものです。
自分の「視点」は自分にしかない、ということに、意外と気付かず過ごしていることも多いと思います。
私の視点は私だけ。
そう考えると、何を表現しても自分になる。という自信にも繋がってゆきます。
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《ことばのドリルVol.3》
今日一日、人から聞いたことばや目にしたことばの中で、
気になったものを三つ書き留めましょう。
なるべく短いことばで。
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2016年にメルマガで連載したものにちょこっと加筆しています。全100回。 作詞の勉強をしたい方はもちろん、自分の言葉を磨きたいすべての方に。 長年作詞を指導してきたノウハウを目一杯詰め込みました。 最初は易しめですが、じわじわ効いてきます。 エッセイを読むだけでもヒントを得てもらえるように書いていますが、実際トライしてもらうと、さらに言葉の感覚が大きく変わっていくのを実感してもらえるはず。 大塚利恵の作詞レッスンでは、ドリルへのアドバイスも行っていますので、ぜひ。
ありがとうございます!