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なんとなくぼんやり開幕12試合が過ぎて。ファイターズは、とりとめのないチームのままに見えてるけれど…。


順位表 4/15現在

2023年のファイターズ。12試合を終えて4勝8敗 勝率.333 首位ホークスとほぼ真逆の最下位。面白いのは、意外と得点が多い。失点は、2位3位と変わらない。こうして眺めてみるとイーグルスの方が状態は悪そう…打率1割台…ファイターズは2割をキープ、防御率も3位。しかしやっぱりホークスが頭抜けている…。

新球場エスコンフイールドでの歴史的開幕3連戦は、1勝2敗の負け越し。相手のレジェンド田中将大に翻弄され、2戦目は、清宮幸太郎のサヨナラヒットで初勝利。明るい兆しかと見えたが、3戦目を落とし、さらにビジターのzozoマリンでマリーンズに3タテを喰らう。
さらに京セラドームでのオリックス3連戦で、初戦を落とし五連敗。暗雲垂れ込めるところで二連勝できて一息つくものの、ヤフードームでは絶好調近藤健介の大活躍でホークスにあっさりと二連敗。

そして、再びホームに帰り、西武ライオンズとの対戦は、4番野村祐希のエスコン初ホームランから快勝するものの、本日、エース上沢直之で、0対10の大敗を喫する。

今年のファイターズ、一言で言って「不安定」そのものである。
相手がエース格だと打てないし、千葉ロッテマリーンズには明らかに策を読まれていたし、オリックスには連勝できたけど先発は谷間のピッチャーだった。野村、清宮、万波とホームランが出るとそりゃ勝てる。
ライオンズ、昨日の松本投手は絶不調でいつものコントロールがまるでなかった。しかし、今日の高橋光成には、手も足も出なかった。

新庄さんは、今シーズンは、どうしてだか知らないが、目立たないようにしている。試合後も去年までのように選手に「厳しいコメント」も出さない。
「俺の信頼する選手たち」とか「結果を出すまで待つ」とか、まるで栗山監督か? 仏の新庄のふりをしてんのか知らんけど。

なんだかんだはるか先を見たような、長期構想があるかのように言われてますが、今のところのあたしの感想は、去年と同じだ。行き当たりばったりだよね…。たまたま選手たちが打てば、活躍できれば勝てるし、そうでなければ「成長が楽しみ」と言ってればいいんだからさ…。

そのゲーム、そのゲームごとにどう戦うか対策は構想は、チームに必ずある。その1ゲームに勝つために、新庄さんは、とことん頭を使って寝る間も惜しんで考えてるならば、勝てば勝ったで負けたら負けたで、語るべきことはあるはずなのに。「目先の勝ちにこだわらないのさ」みたいな態度は、ただの負けず嫌いの天邪鬼なだけなのか? にしても。

もはや「勝つことしか考えない」「優勝だけを目指す」という開幕前の宣言との裏腹さが激しい、と感ずるのは、あたしだけか?
宣言通りというならば、もっと目先の勝ちにこだわって、勝ちにしがみつくような試合が見たいけどな。



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