雨の仙台で、連勝したファイターズは。「単独Bクラス」から脱出…。
2021 7/1 楽天生命パーク宮城 E×F 1対2
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一昨年、2019 の5月に、わたしは、有原航平投手とバッテリーを組んでいた石川亮捕手について書いている。我ながらやっぱりしつこいなと思うけど。
愛という名の執着は、対象への執着なのか、自分の気持ちへの執着なのか、いつもわからない。だけど執着心が強いということを自覚するかしないかは、多分、とても大事なことだ。距離感を誤らないために。
わたしは、こうしてファイターズの全試合を見たり聞いたり、毎日のようにファイターズのことを書いたりしてるのに、大好きな選手のタオルすら持ってない。一枚だけきゅんちゃんのタオルを買って持ってるけど、すでに5年くらいは経っているのではないか…。
ファンクラブ歴は14年とはいえ、ろくにお金も落とさない。球団にとっては、ありがたくないファンでもある。なんと言ったってお金を使ってくれるファンが、商売としては一番ありがたいのは、間違いない。
オフのイベントなどに参加してファイターズの選手に会いたい、サイン欲しい、握手したい、とも全く全然思わない。年に一度のファンフェスティバルで、一緒に写真に写れるとか、握手できるとかの券が配られて当たっても、断固として行かない。側の誰かにあげてしまう。
だって無理なんです。無理! 恥ずかしいから! 恥ずかしすぎるから…。
わたしは、ただ野球の試合を見てるだけだ。
ただじーっと見てるだけ。文字面にするとキモい。でもきっと遠くで知らないところで見てる限り、大丈夫だと思う。
そうして見て、感じたことを言葉にしている。
その行為に意味があるとかないとかは、考えない。その書いていく文章自体の意味は、考えるよ。書いていくことの意味は、そこにしかないから。
2019年の石川亮、有原航平とのバッテリーで、夢敗れる。2021年の石川亮、低迷し続けるチームの中で、主戦捕手へと再び名乗りを上げる。くじけない。腐らない、諦めないで、きっとここまでやってきた。
こんな風に物語を見せられると、やっぱし、しつこくなっちゃうのも、致し方ない。そのいつ生まれるのかもわからないー見えない物語ーを読むこと、おそらくは、それだけが、わたしの、野球ファンとしての最大の喜びだから。
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