ファイターズ伊藤大海の不調。「悲しいっすよね…」そりゃそうかもしんないけど。プロ野球監督の言葉は大事だ問題。今朝のスポーツWeb記事を眺めてみる。
2023/4/25 エスコンフィールド F×bs ７対８ ファイターズ 6勝15敗6位
WBCに出場した両先発。オリックスの宮城大弥は、すでに2勝。ファイターズの伊藤大海は、2敗と明暗が分かれている。
前回の登板後に「いつもと気持ちの入り方が違う。燃えるものが足りない」的な言葉を残した伊藤大海。本人はWBCの影響はない切り替えていると言うけど、頭で思っても体がついてってないのかもしれない。
「メラメラしてます」「絶対に勝ちたい」
と挑んだ４戦目だったが、いきなり３失点。一方の宮城くんも２回に連打連打されてなんと５失点。中嶋監督は、さっさと切り替えたが、その後もランナーを出し続ける大海をファイターズは変えることができず、反撃するも結局は負けてしまった。
投手コーチの建山さんは、■伊藤について建山投手コーチ
＞「はっきり言って交代機はいっぱいあったと思います。僕も思わずベンチを飛び出したところもありましたし、けど続投させる意味を彼にも感じてほしかった。交代機は誰しもが遅すぎるというのは百も承知だったんですけど、アイツにしっかり片目開けてもらわないと前に進めないと思ったので託しました」と話している。（道スポ）
新庄さんは、＞ストライク取りにいってフォアボールになってるのか、狙いすぎてフォアボールになってるのか。技術的な問題なのか、気持ち的な問題なのか。ちょっとわからんすね。せっかくね、3点取られて5点取り返して、あそこでバシッと抑えてくれるはずが。ね。ちょっと悲しいっすよね。
（道スポ）
不調の原因は「わからんす」打たれて「悲しいっすよね」…新庄さんに詳しい人ならば、これが普通なのでしょうか。
オリックス 中嶋監督の宮城投手への言葉。
＞一方で先発の宮城は１回２／３を６安打５失点と自己最短ＫＯ。「初めてのグラウンドで、どんな特徴なのかと見てましたけど、本来（の出来）からはほど遠かったですね。次はしっかり修正してもらいたい」と話した。交代の決断については「止まりようが見えなかった」と迷いはなかったようだ。（デイリースポーツ）
ファイターズの先発事情、中継陣の負担過多とオリックスの状況を比べれば判断の違いが出るのは理解できる。伊藤大海までローテから外れてしまったらどうするのか。（しかしまた、それに対して新庄さん自ら「誰が投げるの？」と報道に発言してしまっている。基本、他人事スタイルなのか）
変えるべきとわかっていても、続投やむなしで、５回まで投げ切って欲しかったのは本人の自覚を促すというよりも、チーム事情のためと、ちゃんと話して欲しかったけどな。
一方、ロッテとライオンズの試合で。3敗目となった美馬投手に対して、
＞吉井監督は「期間を設けずに一回やり直してもらおうと思っています。抹消します。絶対マリーンズに必要なローテーションピッチャーなんで、もう一回作り直して、いい状態で戻ってきてもらうようにしようと思って」と、美馬に２軍での再調整を命じた。（デイリースポーツ）
当然のこと、選手は監督の目を常に気にしている。報道される言葉をどう受け止められるか、発する方はまた常に周到に考えなければいけない。吉井さんはしっかりとメッセージしている。本人へもメディアを通したファンに対しても。
「絶対に必要なピッチャー」
って言われるのと
「わからんすよ」「悲しいっすよね」
と言われるのと、どう受け止められるのか。
最後に、日刊スポーツの西本さんのコラム。納得できた。
＞勝てていない投手の典型的な立ち上がりだった。先頭打者の太田には2ボールになってから四球。2番の宗に対しても、3ボールになってから6球目をレフト前ヒットされた。勝てない投手は甘いコースにいかないように、必要以上に意識してしまう。
新庄さんは、こういうこと感じなかったのか。それとも「コーチに任せてるから、俺はでしゃばらない」として、感想を「わからんすよね」と述べているだけなのか。打撃については饒舌で、言葉数多く話しているけど起きた現象を見たまま話しているだけ。選手はどう受け止めてるのか。やっぱりわからんすよね。（パッと見は、選手と仲良さそうに話してる写真がいつも出てますが、本当にちゃんとコミュニケーションできてんのかなあ。新庄さんは優しい（対人の気が弱い）からね。面と向かっては厳しいこと言ってない、というか本音を話し合ってるとは見えないんだよな。だって多分すごい怖いんだよ。相手が本当にどう思ってるか知るのは怖いよね…ただの妄想です）
言葉って大事だよなって、こうして見比べて考えてみると色々な面が見えてきて、面白いものですね。
（もう野球を斜めから見る模索する楽しみを求める。変な方向に曲がったファンになってまってるな。自分）
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