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起業支援は小さな事業に必要なのか?

このnoteは、増田恵美、松本美佐、もち月りえ、アラフィフコンサル3名で運営する”非営利女性経営者コミュニティ「東京ピリカランド」”マガジンです。少々辛口と本音で運営してます。

さて、今日のタイトルは「起業支援」についてなんだけど、いや〜「起業支援セミナー」「起業支援プログラム」「起業コンサル」って本当に多くなった。まあ、多いこと多いこと。
起業したい人の取り合いになっちゃいそう^^;

何十人かを集めて、画一的な方法を伝える起業支援ていうのは、起業する人すべてに必要かなあ?なんて思ってる。個人が高額のグループコンサルで提供しているものも含めて。

起業といっても、将来事業規模を大きくしたいとか、法人格にする人とか、はたまた極小さく個人事業でやりたいとかいろいろいるじゃない?
でも、具体的なターゲットを示している起業支援プログラムが少ないし、いまだに「起業」だけが共通ワードになっているというか。

「小規模事業」よりも小さい「趣味の延長」「プチ起業」っていう人も結構多いけど、そういう人には画一的なカリキュラムは必要ないというのが私の考え。
必要ないというかね、同じやり方は無理があると自分のコンサル経験から感じてる。これは「趣味」や「プチ」だけじゃなくて小規模事業もそうだと思うの。

小さくやりたい人の事業はニッチだったり大手がやらないような(つまり大きいお金にならない)ことが多い。だとしたら、一般論とか画一的な方法は向かないし無理があるということなのよ。

小さく事業を始める人の起業支援は、個々の事業内容やビジョンに向き合っていかないと本当の「支援」にはならない気がするな。私自身が起業の時に悩んだことでもあるのでそう思うのかも。

私が8年前に専業主婦から起業した時は、今ほど起業支援というのがなかったから見よう見まねするしかなくて随分遠回りと散財したわ( ;  ; )。ピリカランドの仲間、美佐さん恵美さんもそうだと思う。

だからと言って、経験者の私たちが偉そうに助言できるかというとそうではない。
10年位前と今では環境も情報量も全く違うし、先に起業した人と同じことをしても同じような効果は出ない。変わらない本質の部分と、それに加えて時代に合った情報の受け取りと使い方が必要だから本当に大変だ〜

前のピリカランドコラムで美佐さんが書いているように、小さな事業が今後することは、

1)経費や労働効率を再考する。
2)マーケットを読む。
3)サービス(事業内容)を変えていく。

この3つ。
この3つは画一的なノウハウやテクニック、知識ではできないことで、これから起業する人にとってもこの3つはとても大事なことなんだよね。

ぶっちゃけ小さい事業を始めるのに起業支援を受けなくても、やる気と諦めない心があればできるかもしれないなあ。

いただいたサポートは旅やアート鑑賞の活動費に使わせていただき、記事でお礼したいと思います。