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新しい生活様式でQOLが高くなった、かも

コロナ第○波とか、新しい生活様式とか、withコロナとか、「コロナ」というキーワードが飽きられてきているもののしばらくはなくなりそうもない。

コロナになってから自分の中の変化にきっとみんなそれぞれ気づいていて、思うこともあるだろう。私もあった。
フリーランスなので通勤もないし生活は基本的には変わらなかったのだけど、まあいろいろ環境の整理ができて身軽になったなという感じはする。

身軽になったのは、人間関係と持ち物とやるべき事である。

人間関係がますます狭く深く

この先長く付き合いたい、付き合うんだろうなと思う人とそうでない人が自然と明確になった。これはもう感覚でしかないんだけど、やはり自分に嘘はつけないんだろう。
緊急事態宣言中、「ああ、リアルで会いたいなあ」と思った人は仕事含めて片手で足りるくらいだった。オンラインでいいんじゃね?という人の方が圧倒的に多かったのである。さらに、チャットやメッセンジャーでいいんじゃね?もあったし、いっそ疎遠でもいいかも・・みたいな対象もいたりする。私もそういう対象になっている。それでいい。なんかすごく身が軽くなって楽になったんだし。

加えて、私はお酒が飲めないのでリモート飲み会にも誘われないし気が楽だった。オンラインなんちゃらも自分が参加したいときだけ参加すれば良いし、元々夜は家でゆっくりしたいので付き合いで〇〇会とかに行かなくていいのも楽だった。

私って意外と周りの目を気にしてたのかもなと思う。参加した方がいいんだろうなとかそういう気遣い。これから外出できるようになってもそういうのはやめる。必要ないってわかったから。

新しい服がいらない

私は服が好きなのですぐ欲しくなっていたのだが、新しい服が欲しいという感覚がほとんどなくなったのは自分でも驚いている。まあ、元々服があり過ぎて自己嫌悪気味ではあったので、今ある服で十分じゃんと腹の底から思えるのである。

電車に乗るとか誰かに会いにいくというのがめっきり少なくなったというのも大きい。ワンマイルウェアで十分ではないか。いわゆるTシャツとデニム。これで良い。私はスポーツをするのでストレッチ性に優れたスポーツウェアは自粛生活に最適であった。買うならスポーツウェア一択。

50代という年齢からリラックスウェア選びは慎重になる。いくら近所にしか行かないとはいえ、最低限他人の目を気にしたい。なのでスポーツウェアはなんとか自分の尊厳を保つにはちょうど良い。

ダイエットの意思

外出自粛は無駄なお金を使わないけど良いことばかりではない。太る太る太る太る太る太・・・
自粛という大義名分があると自分に甘々になる。通勤のないフリーランスだし、コロナ前も同じような生活だったはずなのになぜ太ってしまったのか。考えても痩せないので対処。

休会を余儀なくされていたテニススクールは再開とともにすぐに通った。と当時にタンパク質を意識した生活を始めた。今までのような体重を落とすダイエットではなく見た目を引き締める、筋肉量を増やして基礎代謝を上げることにこんなに強く意識したことは初めてだった。

他人に会わなくなったしオンラインでは上半身しか見せないし、体型なんて気にしなくてよくね?とも言える。でも、そうなったらいろいろおしまいなんだよ。

体型に満足いくといろいろとポジティブになれるのは過去のダイエットで経験している。スポーツをしている人は見た目が若い。なので一生続けたい。

機嫌よく生きる

ここまで書いて気づいたけど、これはQOLを高めているのではないか。面倒だと思う付き合いをやめるだけで精神的に健康になるし、無駄遣いがなくなればいつか行きたい旅行のための貯金に回せる。
お金が貯まっていくのは嬉しいことだ。お金大好き(の割にはなかなか貯まらないが)。
体型を気にすることは健康に気を使うということ、健康になればいろいろ楽しい。なので、結果クオリティオブライフ。

自分や家族や周りの人が感染で苦しい思いをしていないからこういうお気楽なことが言えるんだろうけれど。
何はともあれ自分はこうして生き残ったのだから、残りの人生は機嫌よく生きていこう。

いただいたサポートは旅やアート鑑賞の活動費に使わせていただき、記事でお礼したいと思います。