お母様の振袖をお嬢様に”似合わせる”
成人式の振袖、レンタルか購入か、「ママ振」か。
<レンタル40% 購入20% ママ振40%>
実は意外と多い”ママ振り”です。
そこで悩まれるのが
「果たして、これって使えるの?」
「今どきこんなの着せて恥ずかしくないの?」
30年前のお母様が着た振袖を出してきて、さてどうしたものか。。
成人式当日のお支度、前撮りに伴って、振袖スタイリングのご相談はとても多く承っています。
noteにも書きました、昨年の感動的な振袖STORY
https://note.com/riekolomo/n/n75b6cc1afd2b
お母様がそのおばあさまに誂えてもらった振袖
それをお嬢さまがお召しになられる ということで、スタイリングから前撮り、当日のお支度とフルコースでご依頼いただきました。
朱に近い赤の振袖は比翼仕立てで2色の衿が付いていました。
お嬢さん、まず
その衿が好きじゃない というので解き外してしまいます。
カッコよくクールに着たいというお嬢さんのご意向に沿って、半襟・重ね襟・帯・帯揚げ・帯締め・草履バッグのコーディネートを。
この小物たちをどう調達するか!
呉服店で購入すれば、帯は数十万、帯揚げ・帯締め・半襟等はそれぞれ1万円は下りません。
そうなると、一式レンタルしちゃった方が安上がり。(安いばかりが良いということはないですが)
じゃ!小物レンタルを と考えがちですが、これまた
想像以上の価格で、一式レンタルしちゃった方が、、、ということになるわけです。
そこで、ネットショップやフリマサイトなどでマッチする小物を探しご提案。
帯はこれこれこれ・・・帯揚げ・帯締め・半襟はこれこれ・・・
と、LINEで送信し好きなものを選んでいただくわけです。
イメージを踏まえ検索の仕方をお伝えすると、お嬢さん自身が「これってどうですか?合います?」と質問してきてくれます。
こんなやり取りを経て、出来たスタイルが画像のものです。
かかった費用は1万円程度です。
お支度上がりには、お嬢様にお母様 そのお母様 そのまたお母様(遺影)が揃って記念撮影。
「この子が着てくれるなんて」と涙ながらに喜んでくださいました。
お母様の振袖があるなら、是非!着せてあげてください。
お嬢さんに似合うようにスタイリングいたします
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