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Do you know "アイラブミー”?

ここ数年の日本放送協会の番組がとても興味深くおもしろい
年を重ねたからか?
若い時には,ちっとも魅力を感じなかったチャンネルだ
両親や祖父母世代がその局を観ているのを、どこがおもしろいんだろう?と不思議に感じていた子供の頃
それが今ではラジオも然り、バラエティ番組など騒々しく感じられる
行きつく番組は日本放送協会 というありさま

今年に入り、特に興味深く、録画までして観ている番組がある
「アイラブミー」
ご存じだろうか?
子ども向けながら、今のオトナ世代にも考えさせられる内容の番組

【多様性ーdiversity】
元々の意味は、一致可能なものに相反すること、対立や不一致という意味だったそう。それが17世紀に入り、消極的な意味が失われた。
違った要素を有するものたちから構成される状態、異なるタイプの人々をグループや組織に取り込むこと。という意味に変化してきたそうだ。

これからの時代にコレを受け入れる必要性が高まっている。
LGBTQに始まり、その一つ一つには当てはまらないほど色んな人がいること。
そもそも、人間って一人一人が違っていて当然だし
昔から”十人十色”とか”みんな違ってみんないい”なんて言葉もあったように
今やっと、時代が追い付いてきたということだろうか。
やっと生きやすくなってきた と感じている人は多い。

私なんぞは、昭和ひとけたの堅苦しい親に育てられたこともあり
規則は守らねば
世間から遠ざかった生き方は良しとしない
真面目に生きましょう
曲がったことを認めません
時代が変わっても、それに合わせていけない凝り固まった思考
みたいな、、、

そこにハマらなければ、居心地が悪く
社会から除外され
大罪でも犯したような
自己嫌悪になり
自分を責め
自己犠牲
世間からも、親からも
自分自身からも認めてもらえない
不幸で悲劇的なことなのに
それでも排除されていく
大なり小なり こんな想いを抱えて生きてきた人は多いだろう

今 それが払拭されるような時代に
多様性
個性的であれ
自らが持って産まれてきたものを存分に発揮しよう
他と比べる必要はない
それぞれに出来ることがある
出来ないことに悲観する必要はない
必要ならば補ってもらえばいい
そうやって補い合って生きていけばいい

孫を見ていて思うこと
あぁしなさい こぉしなさい
あれダメ これダメ etc
なんにも言わず
ただ見守り
この子のやりたいことだけ
この子が生きたいように
本能のままに育っていったら
どんなにおもしろい人間になるだろう と
親だったら出来なかったこと
じぃじ&ばぁばだから出来ること
そんなことを考える

学校制度も違和感を覚える
子どもの発達障害などの病名、診断にも
病気なんですか?
ただ枠にはめておいた方が扱いやすいからの コジツケでは?
それを個性と診た時
こういう子たちが創る未来にワクワクする

自由とは という問いに答えた名言を思い出す
『自由とは、自分が両手を大きく開き振り回したときに
他人にぶつからないこと』
言い得て妙だ
そして、私の物差しにもなっている

「アイラブミー」はそれを教えてくれる番組
満島ひかりさんが、アニメのキャラクターすべての登場人物の声を担当
その使い分けもおもしろい
主人公のミーは、お父さんと暮らしている
お母さんとは別居しているようで、時々デートをする
おとなのおじさんがピンクを好きってへんなこと?
山は緑で描くのが正しいんじゃない?
テーマはシンプルだが、奥が深い
自分にとっての常識、当たり前と感じていることは
他人にとっては、そうではない ということを教えてくれる
自分の感じることを、他はどう見るか
そこに縛られるのも苦しい
とにかくタイトルのとおり『アイラブミー/I love me』
”私を愛してる” そう言える自分になろうよ 
っていうこと

私が好きなイラストレーター”かきはらひとみ”さん
可愛らしいニャンコのイラストと共に脱力系のひとこと
ちょっぴり自分を愛せるようになれるかも

https://www.instagram.com/hitomi_kakihara/

ーこんな日でも自分を作っている大事な日
ーたまにはこんな日もあるさ
ー元気が出ないときは出さなくて良し
ーさみしいときは、さみしいって言おう
ー自分が悦ぶことをやる

私事ですが
7年前に乳がんがみつかり、右胸を全摘出
とてつもない喪失感を味わった
’おっぱい’ってナンなん?を突き付けられる。
一見して男女の区別がつきにくい場合、何を以って判断する?
顔で見分けられないと、胸を見る
ふくらみがあれば女性 なければ男性
これって?????
事実だけど、当然のように感じてきたことだけど
すごく違和感
男性とか女性とか、どうでもよくないですか?
どんな容姿だって’人間’
うーん’生き物’ ’命あるもの’ ”命”

”美しいが好き”という観念は変わらないが
いいとかわるいとかではなく
そうでもないものも認められるようになった。

許容範囲!
これがどんどん拡がると、自分の世界が拡がって
楽しいが拡がる
可能性が拡がる

命を授かって今ここにいるなら
同じく存在するもの
認め合って 笑い合って 手を取り合って
生きたい

#多様性を考える

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