見出し画像

あなたの自己紹介をお願いします

2023年11月4日(土曜日)
SUNABACO高松には、関東・中部・関西・九州・沖縄と全国から多くの人が集まりました。

今回は、note作家であり日刊SPA連載も手がけ本業はバンカーの猫山課長の出版記念イベントを開催。

全国からたくさんのお土産が集まってさながら「全国美味しいもの大会」

本といえば「宮脇書店」全国どこにでもある宮脇書店の本店は実は高松。そしてここの創業家のおひとり「みやさん」は、高松にSUNABACOができた時すぐにスクールに参加され、それからずっと関わってくださって、まるで身内のように親切にしていただいています。その「みやさん」のお力添えで、猫山課長の出版記念イベントをSUNABACO高松で開催したということになりました。

この建物全部、宮脇書店!専門書もたくさん!観覧車もある

イベントは
「まだ間に合う!!呪いを解いて自由な生き方を手に入れる!」というテーマで、猫山課長と弊社SUNABACO代表のナカムラとのの2人のトークから。

今回は現地と全国SUNABACO現地でのみライブ配信

参加された方々は、立派な会社・組織に所属、または一度は所属されていた方が多くいらっしゃっるという事で、そんなみなさんへ、その道を選びその組織の中で波風たてずこのままなんの疑問も持たずやっていっていいのか、親や家族、世間からの『呪い』にかかって、与えられた「正解」を疑わず信じて、自分で学び考える事をやめていないか?と問いかけるような内容となりました。

いろんな職業の方々が集まった。プロとしてその業界でご活躍の方もいらした

そして、肩書きを外した時(外れた時)の自分は何者であるか、他者に説明できるのかという、なかなかハードな話しに。この問いかけは、会場にいた全員の胸に刺さった言葉ではなかったでしょうか。勿論、私の胸には常に突き刺さってる問いです。

猫山歌唱とマコトナカムラ、この2人の『X』のやりとりは面白い

私達の寿命はいまや100年と言われています。そして周りを見てみても、多くの人が身体が動くうちは働いてらっしゃる。
これまでみたいに定年がきたらそこから何もせず隠居生活って事はなくなってきました。
なんらか仕事を見つけ、社会に関わって働き続ける社会になってきています。
学校を卒業して定年まで約40年、定年を迎えてその先40年・・・。
同じ40年とはいえ、それは全く異なるものです。
身体的問題も出てきて体力や気力は大幅に衰えをみせる定年後の40年。そして何より残酷なのは『社会が与えてくれるチャンスはほぼない』という事です。

若い時は「期待値」として、今後成長によってもたらされる未知数の可能性に投資するというチャンスを与えられる事が多々ありますが、今後の成長がない定年後の人間にはそんな機会はなかなか与えられません。
なので定年後の40年に対して、早めに手立てを講じなければいけなくなりますが、人はなかなかその時になるまで、不都合な事と向き合いたくない生き物です。

小学生から60代までが一緒に学ぶSUNABACO

トークの中で何度も出ていた「unlearning」という言葉
「学習棄却…持てる知識・スキルのレパートリーのうち有効でなくなったものを捨て、代わりに新しい知識・スキルを取り込むこと」
「学習によって得られた自身の価値観の認識と取捨選択、そして新たな知識やスキルの習得による学びの修正」という意味です。
自分がもっている価値観やスキルの中で、現状に合わないものは捨て、成長や進化のために新しいことを学び、自身をアップデートするのが必須という事ですが、これは簡単に出来ない難しい作業です。しかし、それと向き合い「えいや!」と、次のステージに移る勇気を出さなければいけないのです。

その勇気と学びの連続の中には、肩書きがなくても"自分が何者か”と言えるスキルが生まれてくるチャンスがあります。
逆に「自分は充分の貯蓄があり、いい大学を卒業して頭もいいから今更学び直しなど必要ない」という人は要注意です。
アップデートがない人は年齢に関係なく、人や物事が進化する上での弊害、つまり「老害」と呼ばれます。
その存在になりうる事も自覚しておかなければいけません。

年齢・性別は関係ない 誰もがunlearningが必要

今回の猫山課長の出版記念イベントは、みんなが「自分は何者であるか」を真剣に考える人達の集まりでした。
なので、その先駆者としての「猫山課長」に対しては勿論、集まったみなさん、お互いがリスペクトし合う素敵な空間となり、また明日からがんばる力をもらったイベントとなりました。

プロの競輪選手、猫山課長にサインをもらう。いつもと逆!w

********************
今、あなたが「自己紹介をお願いします」と言われた時に、所属する学校や会社・組織の名前を外して、自己紹介できますか…
そしてそれは、自分の喜びであり誰かのお役に立てる内容ですか…

そう書いてる自分自身がいつもこの問いを突き付けられ生きています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?