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災害支援について思ったこと

年末に申込んだ災害支援ネットワークについての学び。

東日本大震災の時、私は看護学生で。看護学校が国立の病院附属だったから、何人かの教員がDMATとして被災地に行ったんだけど、帰って来た先生が全員メンタル病んで長期休養必要になった。被災地優先なのはわかるけど、支援者の心と身体の健康も大切にされることをずっと祈ってる。

ちなみに、私が通っていた看護学校は災害拠点病院附属ということで、災害看護に力を入れていた。病院地下には放射能汚染のための施設や負傷した被災者のための備蓄庫があった。有事の時は学生も出来る範囲で役割を果たせるように教育され、年に一度、病院と看護学校をあげての、だいぶ本格的な災害訓練が行われていた。

ちなみに看護学校三年生の災害訓練で、私が当てられたのは身体は元気な脱法ドラックの依存症患者という役。(「何だそのキャラ!」とツッコミつつ期待に応えられるよう、精いっぱい演じました。)そうやって毎年想像し得る限りの細かな設定をして訓練をしてる。

有事の際には、という気持ちは今も変わらないし、助産師会の災害派遣助産師にも登録している。じゃあ今、南海トラフが起きたら?

行政と福祉と親子をつなぐ場を持つ事業者として、地域の助産師として、出来ることが沢山ある気がしている。スタッフみんなで考えておきたい。家族の安全を確保した上で動けるように、我が家の備蓄も見直そう。日々のつながりづくりがきっとその時に役立つとも信じてる。

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