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事実にまつわる思考の備忘録

うまく書けないけど残しておく。

生み育て界隈はエビデンスのあることとそうでないこと(いわゆるスピっぽいことなど)がごっちゃになって伝えられる場面によく出くわすんだけど、科学的根拠のあることと仮説や個人の解釈に線引きして伝えることで、より多くの人に受け入れられやすくなると思う。

それが事実かよりも、それが癒しを起こしているという事実を見た方が良い時がある。それが正しいかよりも、今この瞬間何を起こしているかという視点。少なくともケアの場では、エビデンスの人もそうじゃない人も、お互いの正しさの証明にエネルギーを注ぐのではなく、起きていることそのものに意識を向けることが大切な場面があるのではと思う。違う主張の中のニーズに共通項を見つけ、認めるということ。それは誰のことも否定しない。

なぜそう思うかというと、私は昔ヒプノセラピー(催眠療法)で救われたことがあり、いわゆる前世の記憶みたいなイメージを見たことがあった。その時の私にとっては、周りに理解されるために、前世というものが事実であって欲しかった。でも今思うと違う。大切なのはそのイメージに触れたことで私が深く癒されたという事実なのだと。

たとえ癒されたとしても、事実とは限らない。事実である必要も実はない。事実であって欲しいという願望と、本当の事実(体験した、あるいは科学的に事実でありそうだという度合い)とは線引きして伝える。それが現時点の私の、世界に対する誠実性を表現できるあり方だと思った。

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