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大切なことは漫画と歌詞から教わってきた/スピッツ

1.
好きな人にはここまで言えるようでなくちゃ!
それに、人に好かれるならここまで好かれたい!
そんなふうに思った、『夢追い虫』という歌の一部。

美人じゃない
魔法もない
バカな君が好きさ
途中から変わっても
すべて許してやろう

2.
自分でなくてもいい、今でなくてもいい、わりとどうでもいいことにかまけてしまいがちな日々の中で、やっぱり今、自分でなくてはいけないことを、見失いたくないな、と思えた、『8823』という歌の一部。

君を自由にできるのは宇宙でただ一人だけ

3.
臭いものに蓋してばかりいると、膿んでしまうかもよ、時々ちゃんと外に出そうね、と、人にも自分にも言いたくなる、『さらばユニヴァース』という歌の一部。

半端な言葉でも
暗いまなざしでも
何だって俺にくれ!
悲しみを塗り潰そう
君はどう思ってる?


ちなみに、草野マサムネさんが一人称を「俺」にすると、妙にキュンとしてしまうの、私だけではないはず。

4.
大人になると、「友達」「仲間」「知り合い」「上司」「同僚」…仲の良い人でも何らかのカテゴリ、肩書きをつけて人に紹介しようとしがちだけど、そのどれなのかもよくわからないような、なぜか出会って気が合う、次いつ会うかもわからないのに元気にしているか気になる、そういう人もいたりしますよね。
このnoteでフォローしてくださっている方、スキやコメントをくださる方も、もしかしたらそうかも知れません。
『夜を駆ける』という歌の一部。

似てない僕らは細い糸でつながっている
よくある赤いやつじゃなく


YOASOBIの『夜に駆ける』が流行ったとき、スピッツの『夜を駆ける』がタイアップか何かでまた流行りだしたのかと勘違いした私です。

マサムネさん、自分が言われたいことを歌詞にしている、とインタビューで答えていたことがあります。
押されるまで、痛いことに気づかなかったような心の凝りを、的確にほぐしてくれる歌詞が多くて、昔から大好きです。

スピッツは、マサムネさんの声、四人の佇まい、サウンド、アートワーク、歌詞以外の魅力もたくさんですが、スピッツを聴き始めた中高生くらいのころの私は、歌詞カードをまじまじと読み込むのが好きでした。

このテーマは、書き始めると、あれも、これも、とどんどん思い出してしまいますが、とりあえず今日はこのへんで。

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