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「塩水漬け」という発明。

夕方ぐらいからずっと、酸っぱくて台湾っぽい煮込みが食べたいなぁと思っていた。

冷蔵庫の中身を思い浮かべると、
オオゼキで昨日買っていた100g48円の手羽元。
白菜を切って塩水につけておいたやつ。

これは白菜煮込みしかないだろうなぁと思って、手羽元の白菜煮を作る。
台湾っぽさは台北で買ってきた干し椎茸と干しゴボウ、五香粉で。
あときくらげも入れた。
20分で煮込み作れて達成感!

短時間でできた理由は、週末作っておいた白菜の塩水漬けを使ったから。
切る工程がほとんど無かった。
短時間で煮込みができるって、塩水漬けすばらしい。もはや発明のレベル。

塩水漬けは瀬尾幸子さんの『素材がわかる料理帖』に載っていたレシピ。
白菜を切ってジップロックに入れて塩水に漬けておくだけなのですが、煮込みにしたりサラダにしたり大活躍。
ここ最近は冷蔵庫に欠かしたことない(なくなると不安になるレベル)。

この『素材がわかる料理帖』は本当にすばらしいレシピ本だ。
簡単に言うと「野菜の下ごしらえの方法と、そのアレンジレシピ」をまとめた本。
野菜を買ってすぐに下ごしらえをしておくだけで、平日の料理がぐんとラクになる。白菜の塩水漬け以外にも、レンチンもやし、レンチンキャベツ、塩もみ大根……など。

数年前までは週末にがんばって「作り置き」をしていたけれど、最近は面倒になってしまっていた。その理由は「作り置き」って同じ味が続くから飽きちゃうのと、数種類作ろうとすると、そこそこ時間がかかるのだ。

なので、最近は素材ひとつで「下ごしらえ」をするようにしていた。ほうれん草を茹でる、煮卵を作っておく……など。そこに現れたのが『素材がわかる料理帖』。まさに自分の今の料理のやり方にぴったりの一冊。平日の料理がラクで楽しくなる。


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