「ただ存在する」人になる 水中の哲学者たち 永井玲衣
哲学研究をされている永井玲衣さんのエッセイ。
「水中」とタイトルにつくとおり、なんだか海の中を潜っているような感覚になる一冊。
考えることって楽しい。他の人とちがったり、間違っても全然大丈夫だよ〜!とこの本を読んでいると思えるようになるから不思議。
このエッセイの「存在のゆるし」という章で、「ただ存在する」活動をはじめた、という一節があった。
ただ存在するだけが苦手な私たち。オードリーの若林は、「楽屋の中でペットボトルのラベルを読み込んでいる」そうだ。そうすると、「ペット