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家にあるもので、ヴァータ・カパのケア

こんにちは。
あーゆるNurseのRieです。

皆さんいかがお過ごしですか?
種子島はだいぶ寒くなってきました。朝と夜は冷え込んで、手足がすごく冷たい。かと思うと、日中は暖かかったり。まだまだ動きのあるお天気が続きます。特に種子島は風向きがよく変わるので、最近では雨が降ったり、寒い北風が続いたりしています。


今日はこの季節に乱れやすいヴァータ、カパのケアについてお話しします♪

アーユルヴェーダの視点から見たこの季節

秋〜冬にかけては、冷えに影響されることが多いかと思います。
3つのドーシャの中で冷たい性質を持つのはヴァータ、カパになります。人によってはこのどちらか、どちらもが乱れることもあると思います。

特にここ最近の種子島は、
・風向きがコロコロ変わる
・強風の日や雨の日が続く
・朝夕の冷え込み

など、ヴァータやカパが乱れやすい日が続いています。

もちろん影響の受けやすさは個人差がありますが、もともとヴァータ、カパが乱れやすい人は影響が出やすいかも。

私の場合は今月は精神面でも、肉体面でもヴァータの乱れを感じていて、特に便秘がちになっているのを感じていたので、今回は体のケアのスープを作ってみました。

私の友人は鼻水、目の痒み、喘息様の症状が出現していました。こちらはカパの乱れの特徴です。

家にあるもので熱を取り入れる

ヴァータ、カパに共通する性質は冷性。
そのため乱れを改善するために熱の性質を取り入れてみます。

今回は家にあるもので、手軽に取り入れられるスープを作ってみました!食べ物は血液になり、体全身に影響します。内側からのケアとして少し不調を感じる時は、食材を一工夫してみてください。

今回のスープは結構効いたので、これを読んでくださった方で冷えやそれに伴う不調で困っている方は試してみてください。

【材料】家にあったもの
・黒胡椒(温性、辛味 毒素排出)
・しょうが(温性、辛味、甘味、消化力UP)
・玉ねぎ(温性でも冷性でもある、辛味、甘味、トリドーシャにGOOD)
・にんにく(熱性、辛味、油分、特にヴァータの方向性を正す)
・クミン(熱性、辛味、消化管の働きに良い)
・塩(熱性、辛味、塩見、デトックス、スロータスの流れをよくする)

・ごま油
・中華だし

基本的に熱性のものを集めて、その中でもそれぞれ油分や適度な甘みなども含んでいる組み合わせ。

私は中華スープ風にしてみました♪
レモンがあれば良かったのですが、なかったので使用していません。
レモンやライムも優秀なデトックス作用があります。

私は中華風にしましたが、カレーでもなんでもいいと思います

消化力が落ちている時は、具材を抜いて汁だけを飲むのもおすすめです♪
ポイントは、できるだけ軽くすること。油分の多いものや消化に重い肉やバター、魚、は避けます。
体力が落ちている時は、肉や魚の出汁や油分を摂るのはおすすめです♪


飲んでみた感想は、ポカポカする、鋭い感じ!
これはピッタや燃焼、消化力を上げている感じがしました。
デトックス作用も高いものが多いので、私の便秘、ヴァータの乱れによる滞りもスカッと通してくれるような感じもしました。

鼻水、目の痒みがあった友人は症状が改善したと話していました。

スパイスの力、すごーい!
これは乱れがまだ軽かったからなどもあると思いますが、ちょっとした不調の時に一工夫できると乱れが早めに整いますね。

これを読んでくださった方の参考になればと思います♪
ラジオでも同様のお話をしていますので、良かったらPodcastやスタンドFMも聞いてみてください♪


最後まで読んでいただきありがとうございました。

あーゆるNurse Rie



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