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コッパーボトルってすごい!

こんにちは、RIEです。今日はコッパーボトル(銅製のボトル)について書いていきます。

私がコッパーボトルに出会ったのは

今年の夏。お世話になった人へプレゼントを探していたときのこと。アーユルヴェーダに関係していて、健康に少しでも役に立つものないかなぁ、そう思っていた時に見つけました。コッパーボトルの効果が多くて、感動したのを覚えています。自分自身でも使って効果を試したかったので、自分用にも購入しました。インド産のものを注文したので、遥々海を越えて手元に届くのに1ヶ月ほどかかりました✈︎。それも含めて愛着のあるコッパーボトルです。

コッパーボトルの何がすごいのか?今まで簡単な情報しか知らなかったので、これを機に詳しく調べてみました。コッパーボトル、銅に関する情報を国内外の関連ページから集めたり比較したりして自分なりにまとめてみたので、コッパーボトルに興味がある方のお役に立てるとうれしいです。

ではでは、銅製品の歴史から触れていきます♪

【銅製品の歴史】


インドをはじめとする南アジアの国々では、何千年も前から銅製の容器で水を飲む習慣があり、最古のホリスティック医学であるアーユルヴェーダでは、その健康効果が認められている。
研究によると、アーユルヴェーダで古くから行われてきたこの方法には、抗菌作用があることがわかっている。また、銅製の容器で水を飲むと、体内の3つのドーシャ(ヴァータ、カパ、ピッタ)のバランスをとることができると主張している。銅製の容器に6〜8時間貯めた水は、「Tamra Jal(タムラジャル)」と呼ばれている。
銅が医学的に使用された最古の記録は約4,500年前のもので、傷口や飲料水の殺菌に使われたと記されている。その頃にバクテリアやその他の有害な微生物について詳しくはわからなかったはずだが、銅はほとんどすべての古代医学書に登場している。銅の効能やさまざまな使い方は、世界中の古代文書に熱心に記録されており、銅には病気を止める "魔法の力 "があることがわかっていたよう。

【実際】
殺菌作用→銅の中に一晩水を貯めておくと、少量の銅イオンが水に溶け込み、オリゴダイナミック効果と呼ばれるプロセスで、バクテリアを破壊する。サウスカロライナ大学が実施した研究では、銅がICUに存在する細菌の97%を死滅させ、院内感染にかかるリスクを40%低減したと報告している。
脂肪燃焼作用→「Natural Chemical Biology」誌で発表した研究、銅が人体の脂肪燃焼に重要な役割を果たしていることを証明した。
米国環境保護庁は、銅を、有害な微生物を殺す特性を持つ唯一の天然金属として登録した。

【銅の摂取について】


世界保健機関(WHO)は、銅を入れた水を2.6mg/リットルまで摂取しても安全だと結論づけている。また、アーユルヴェーダ用の銅製ボトルを販売しているHathiramani氏は、水を一晩(少なくとも8~10時間)保存して、朝一番に空腹時に飲むことを提案している。彼女は、「ミネラルを補給する最も優しい方法のひとつです」と説明、1日1リットルを超えないように勧めている。「250mlのグラスを1日4杯ほど飲めば十分です。効果を得るためには、それ以上の量は必要ありません」。「銅製の容器に数時間入れておいた水の銅の吸収量は、その1.20%以下で、安全限界をはるかに下回っています」と話す。

【銅は体に必要なミネラルの一つ】


銅は、免疫系や消化器系など、体の多くのシステムを維持するために必要な栄養素。例えば、細胞間の作用を助けたり、特定の栄養素を分解してヘモグロビンにしたり、新陳代謝を促進したりする。また、天然の褐色色素であるメラニンの生成にも関与しており、銅と肌の色との間には微妙な関係があると言われている。ヒトの体には約80〜100mgの銅が含まれる。1日に必要な量は2mg程度とされている。銅が含まれる食べ物の例:種子、穀物類、海藻類など。

【コッパーボトルを使用して得られる効果】


銅製の容器に貯蔵された水は、8時間程度で天然のアルカリ水となり、体内のpHレベルのバランスを整えると考えられている。また、オリゴダイナミック効果と呼ばれるプロセスによって、銅はそのイオンの一部を水に放出し、バクテリア、チフス菌、大腸菌等の殺菌作用があるとされている。

以下、コッパーボトルを使用した水の摂取で認められている様々な効果〜!

■脂肪の代謝
最近の研究、銅は脂肪の代謝に重要な役割を果たしていることがわかっている。銅は体内で脂肪を分解し、できるだけ効率的に排出するのを助ける。脂肪をエネルギーとして使用するために血流へ運搬するのに作用。

■老化を緩和 
銅を摂取することで、小じわが目立たなくなり、見た目の老化を遅らせることができるという研究結果がある。銅は新しい皮膚細胞の生成を助る。また老化や発癌の原因となるフリーラジカル(不対になった電子一つ、またはそれ以上をもつ分子や原子で、安定せず遊離することで加齢や様々な疾患への関与があるもの。加齢とともにフリーラジカルの処理能力は落ちていくらしい)を処理することにも作用。メラミン色素を作る酵素の合成にも銅が必要で、銅は健康的は肌や髪を維持するのにも必要。

■心臓血管の健康を維持する
銅は心臓病のリスクを最小限に抑え、血圧を調整し、コレステロール値を下げる働きがあることが研究で示唆されている。また、銅は動脈にプラークがたまるのを防ぎ、血管を拡張して心臓への血液の流れをよくする効果がある。

■甲状腺をサポートする
甲状腺に問題がある人は一般的に銅の量が少ないことがわかっている。銅の不足は、甲状腺機能亢進症(甲状腺が過剰に機能している状態)の人に多く見られるが、甲状腺機能低下症(甲状腺が十分に機能していない状態)の人にも銅の不足が見られる。銅は重要なミネラルの1つで、甲状腺や体が正常に機能するためには不可欠。

■貧血の予防、改善

銅は鉄の吸収を助ける働きがあるため、健康的な鉄分レベルを維持し、貧血を予防、改善。

■脳の活性化
脳は、シナプスと呼ばれる部分を介して、ある神経細胞から別の神経細胞へとインパルスを伝達することで機能している。これらの神経細胞はミエリン鞘に覆われており、これが一種の導電剤のような役割を果たしている。銅は、このミエリン鞘の形成に欠かせない物質の合成を助ける。


■免疫力の維持
銅は免疫系のT細胞やマクロファージなどのエネルギー生産に関わる酵素の構成ミネラル。銅の摂取で免疫機能の維持ができる。銅が不足すると免疫細胞の働きが低下する。


■ 消化を助ける。
古代ローマの書物には、胃の中の細菌を殺すために銅ベースの薬を処方することが書かれている。アーユルヴェーダでは、「タムラ・ジャル」を飲むと、胃が解毒されてきれいになると言われている。銅は、蠕動運動(胃粘膜のリズミカルな伸縮)を促し、胃粘膜の炎症を抑え、消化を良くする性質がある。


【注意】


銅を摂りすぎると危険?銅の毒性はあるのか?
銅は体に欠かせないミネラルだが、高濃度の銅は毒であり、食中毒のリスクもある。米国疾病予防管理センターは、高濃度の銅の摂取は、吐き気や嘔吐、下痢を引き起す可能性があると警告。しかし、健康な人間の肝臓には銅を排泄する能力があるので、銅中毒になることはまれである。人の体の銅に対する調整力は優れているので、日常生活で銅中毒になることはほとんどないとされている。また、コッパーボトルで朝晩水分をとる程度であれば、過剰な銅の摂取にはならない。

コッパーボトルにも様々なものがあるが、飲料用として使用する場合は純銅で作られた物が良い。

【コッパーボトルのメンテナンス】

銅は使っているうちに徐々に表面が酸化被膜で覆われてくるので、気になるときは酸性(クエン酸や酢など)で洗浄する。銅は柔らかいのでスポンジ等で優しく洗った方が良い。

私はボトルが黒ずんできた時などクエン酸水で洗浄しています。表面の被膜が取れて綺麗な銅の色に戻ります。(濃すぎたり、長時間放置しすぎると銅が傷むので注意)

おわりに

なかなか長くなってしまいました。以上がコッパーボトルに関するまとめです。この数ヶ月、コッパーボトルを使用した生活をしていて、特に体調を崩すことなく過ごしています。大きな効果というのは感じないけど、何事もなく生活できているのはコッパーボトルのお陰もあるかもしれません。

これからアーユルヴェーダの学びを深めていくと、もう少し追加する情報が出てくるかもしれません。その時には追記して行こうと思います。

コッパーボトルはアーユルヴェーダに関するショップやAmazonでも購入できます。純銅の製品であるかどうか、確認して購入することをお勧めします⭐︎

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。








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