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すべてがLになる

 なんかこの外出自粛要請の最中、ずっと文章をぼりぼりお菓子を食べるように読んでいるのだけれど。

 本にまとめられていること、つまり言葉にして文章に落とし込まれていることって100パーセント著者の考えなのかと疑ってしまう。だから小説のようにフィクションであってわざと真実を混ぜ込んだりしている人もいるだろうし、自分の頭の中で考えられている事柄、思い浮かべる風景、音、匂いを頭の中にあるそのままの状態で言葉に出力する、正しい言葉に置き換えることは容易ではないのではないだろうか。

でもそれが面白いなと感じた。

 言葉という世を忍ぶ仮の姿で、自分の思想を世間にのさばらせておくのが楽しいんだろう。当てはまる代替え品が見つかったら、その影武者は回収すればいいんだろう。

だから明日からも本読んでラジオずっと聞こうと、意思は固い。

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