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洗濯研究家の育児日記:「3人目が産まれました。」のでコラムはじめます 。

こんにちは。洗濯研究家・つけ置き洗剤「Rinenna」店長の平島です。

8月に3人目が産まれました。上の子が10歳・8歳なので久々の出産。
子育てという意味では、人生ゲームにたとえると「ふ・り・だ・し・に戻る」感じですね。

私自身は「ふつう」だと思っているのですが、どうやら周りの人からみると「ネタ」みたいな日々を歩んでるらしいので、赤子とやかましいけど愛すべき子どもたちの子育てのことややママ社長(どうもこの呼び方がしっくりこないのですが)として会社を運営している立場のコラムをつづっていきます。

リアル育児コラムの前に、Rinennaをはじめたきっかけ、そしてなぜ私が洗濯研究家になったのかをお話します。

布おむつ育児をしていなかったらRinennaは生まれなかった。
 Rinennaの洗剤ができる前までは布おむつ屋さんでした。3.11の震災の時に紙おむつが全部なくなって、布おむつをはじめてみたのが布おむつを作るきっかけになったのです(詳しくはRinennaBabyのはじまりに書いています)。我が子にために、そして自分自身の負担が減ったら、他のママやパパにも役に立つのではという想いから布おむつを作りました。

 おかげさまで、布おむつは販売してもうすぐ10年になります。上の子も真ん中の子も外出時は紙おむつ、家の中では布おむつとハイブリッドなおむつ育児で、個人的にはこのやり方はおむつはずれも早かったし、とってもいいなと思っているのですが、なかなか布おむつをやりたい人が出てきません。

 子どもが産まれた友人や知人、会う人会う人に布おむつの良さを伝えても「やっぱり洗濯が続かない。」という人の方が多くて、一体全体「もみ洗い」ってどれだけ手間で人生でどれだけもみ洗いってするんだろうと時間を計算してみたら、ざっと1000時間は超えるんですよね。結構もみ洗いしてるし、おおよそ最低賃金の時給1000円で計算してみたら1000円×1000時間=100万円!!ひゃくまんえんです。びっくり!

経営者としての立場ですと、この1000時間をもみ洗いの不毛な時間に費やすなら、もみ洗いをしてもらって自分は他の時間に宛ててもっと売上伸ばしたいとか考えてしまうんですよね。だって、ソフトバンクの孫さんとか楽天の三木谷さんとか絶対もみ洗いしなさそうじゃないですか。日々自分の時間の価値がどれだけ影響あるかって考えてらっしゃるはずなんですよ。例えている人が凄すぎますが、「人生一度きり」なのはわたしも同じだなって思って、もみ洗いなんかしているヒマないんですよね。もみ洗いの時間は、つけおきすることで解決して、その時間を自分の時間にしたり、子どもと遊ぶ時間に充てたいなと思って洗剤を作るきっかけになったのです。

 震災がなかったら布おむつ育児も絶対していなかっただろうし、布おむつ育児をして布おむつ屋さんをしてなかったら、洗剤も作ろうとも思ってなかったなと。洗剤を作る過程において、洗濯の面白さにハマり、いまでは洗濯研究家に。

もみ洗いの時間を、自分と大切な人たちとの時間に。
 洗剤をつくるきっかけになったのは布おむつを普及させたいから。そして、もみ洗いの時間をなくしたい。おかげさまで、もみ洗いの時間をご自身の時間に費やしてくださる方が増えてきましたが、もともとのきっかけである布おむつの良さを知ってもらうのはまだまだ届いていないです。もっともっと布おむつ育児の良さを知ってもらいいなと思いますし、今回3人目が生まれたことでの冒頭にあげた、育児の「ふりだしにもどる」ことになったので、改めて、洗濯研究家として、ママ社長・お店を運営する店長として、そして「布おむつ育児」実際のところどうよ?というようなことも書いていこうと思っています。

 ちょっとしたよみものとしてご一読いただけたら幸いです。




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