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自宅安静中の朝方、考えたこと。

思い起こせば2月は毎年、心身の調子が悪い。


ちょうど1年前の2月、副鼻腔炎をこじらせて吐き気がするほどの頭痛で半月近く寝込んだ。

かかりつけの耳鼻科の治療や処方された薬でもほとんど効果がなく、結局は病院を変え、「とにかく痛いんだ、仕事も行けなくて困るし家でもひたすら寝込んでいる」というのを訴えに訴え、打ってもらった点滴と薬でやっと回復させることができた。

最悪の体調と、仕事に何度も穴を空けてしまったことと、その他にもいろいろが重なってズドーンとしたメンタルの中で、「自分はこのままでいいのかな?何者になりたいんだろう?」と漠然とした不安をぐるぐるぐるぐる考えていた。

2018年は、そんな霧の中からなんとか抜け出そう、向かう方向を見つけよう、と藻掻いた1年だったと思う。

第3子の妊娠も、その藻掻きのど真ん中で発覚した。

「まさか!」という驚きもあったけど、「・・・なんかのお告げか?」という気持ちが大きかった気がする。(信仰してる宗教とか別に無いけど。)

これまで2回の妊娠出産育児、どちらも私の人生と仕事観、働き方というか職そのものを大きく変えてきたから。今度も大きく変わるだろうなと思って。

まだ産まれてないから分からないけど、やっぱりそうなりそうだ。

子どもをもつまでは『生活=仕事(と飲み会三昧w)=人生』なかんじの感覚を持っていた私にとって、そこに『家庭&育児』が入ってきたときの衝撃はかなり、かなり!!大きかった。(その話はまた今度詳しく)


で、今。第3子の妊娠9ヶ月、34週目。

1週間半ほど前、ちょうど次男2歳の誕生日の翌日の夜に、いきなり20分感覚のお腹の張りと痛みに襲われた。

弱かったけど、「あれ、これちょっと大丈夫かな…?」と1時間弱、時計とにらめっこして、産婦人科に電話。夜中だけど念の為、と思って受診後、そのまま緊急入院になった。

『切迫早産』

初めてなったなぁ。。。

「じゃあ明日から入院ね」とかじゃなくて「今すぐこのまま入院してください」の流れにただびっくりして、モニター検査やら点滴刺すやら先生と助産師さんがしてくれて、気づいたら朝になってた。


幸い、子宮と胎児の状態は問題なし。お腹の張りが治まればokとのことで、4日目に退院できた。

普通は36週まで入院になる場合がほとんど。こんなに早く退院できるのは珍しいらしい。有り難い。

とはいえ、退院後も最低1週間はトイレ食事以外は絶対安静。長時間座るのもNG。その後は家の中で軽い家事なら少しずつ再開して良しとのこと。37週に入るまでは外出禁止。

2月15日まで出勤予定だった仕事はもちろん強制ストップになってしまった。

昨年抱いたモヤモヤはありつつも、結構やりがいを感じて取り組んでいた仕事。ちゃんと最後まで全うしたかったなぁという本音というか、ワガママはある。

仕事以外の予定も、かなりキャンセルした。もともと、休みの日は何かしら予定を入れる性格なので。

入院じゃないだけまだマシで、運に恵まれたことはわかってはいるけど、仕事消化不良・外出禁止・動いちゃだめという状況はキツイ…私の性格的にも、幼児2人核家族の家庭的にも。。。(夫が仕事を調整してくれてなんとかなってる。本当にありがとう)

「また2月だな、やっぱり2月ってなんかあるな。」

昨晩は眠りが浅くて、そんなことをうつらうつらしながら考えていた。


で、今朝方ふと気づいたんだけど。

状況はキツイんだけど、なんか憑きものが落ちたような気がする。

言い方が悪いなぁ…

モヤが晴れたというか、執着心が無くなったというか、悟った?というか…

「これが自分だ」「こうでなければいけない」「自分はこうあるべきだ」的な、目指す自分像へのこだわり・固定観念がキレイさっぱり削げ落ちたかんじ。

だから、ここ1年心に抱えていた霧が、晴れた。

なるようになるし、これまでも何度状況変わってもなんとかやってきたし、何よりも今、心が楽だ。動けない身体はキツイけど。

ずっと「自分は何者になりたいんだ?」と思ってモヤモヤぐるぐるしてたけど、そもそも、「なんで何者かにならんといかんのか?」「なんで道を一つに決めないといかんのか?」

いやいや、三十路超えて何甘いこと言っちゃってんのと思う人もいるだろうけど。環境に甘えてるよねとか中途半端だねとか言う人もいるんだろうけど。

それはその人の考え。私は私の考え。⇒それぞれの固定観念

考える動物である以上、固定観念を捨てることはなかなかできないけど

『固定観念を常に書き換える』

ことは、ちょっとしたきっかけでできるんじゃないかと思う。

あと、

『楽に働く。自分に余計なストレスをかけずに働く』

子どもが3人になったからといって、”働かない”という選択肢は私には皆無なので。

でも、自分自身の固定観念でまた霧の中に引きずり込むような、余計なストレスはかけずに働こう。(それについてもまた今度、別で書こうと思います。)


そんな朝方の頭の中をどこかに書き留めておきたくて、自分だけの日記もなんだなと思い、noteに書いてみたのでした。

続きはまた、体調みながらゆっくりと。

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