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認知度と気楽さ


最近、身近な人に「タロット学んでるんだ~」というと、「え~、ほんと?観て観て~!」と言ってくれます。

まだ学んでいる最中なので、私もいろんなケースを知ることができて楽しく、Zoomでつながって観ることもあれば、レストランやカフェで一息ついた後、おもむろにクロスを広げて…ということもあります。

レストランでタロットをやると、だいたい店員さんにも声をかけられます(笑)。

「占いやってるんですか~?」

声をかけてくる店員さんの割合は、今のところ男性7、女性3くらいです。

タロットって若い男性にも十分な認知度があるんですね。そのことにまずびっくり。

ひと月ほど前のある晩、友人でもありセラピスト仲間のYさんとレストランで食事をし、Yさんを観ちゃおう!とタロットを広げていると、そのレストランの男性店員さん3人から代わる代わる声をかけられました(しかもみんな若くてイケメン…)。

3人目まで来たところで観念して、「興味あります?観ます?」と言ってその店員さんと彼女との状況を2枚引きで見たところ「やっべー、当たってる…」みたいなことをつぶやいてました。

まったく知らない人の潜在意識もあぶりだしてしまうんだ…しかも習いたてだよ、あたし…とその時は思ったものです。


先日カフェで、新しく習った「数の出し方」の復習を一人でやっていました。旅行や大事なイベントの「日取り」を決めたり、何かをやるときの「人数」を決めたり、「金額」を決めたりするためのタロット展開法です。

・実家に帰るのは何月何日がいい?
・次の旅行は何人で行くと楽しく過ごせる?
・結婚式を3月と4月で迷ってるけど、それぞれのラッキーデイを知りたい
・あの商品をいくらで売りに出す?

などなど、大きなことから小さなことまで、いろいろアドバイスをくれます。

思いつくテーマでいろいろやってノートに数字を書き込んでいたら、

「おねえさん、これ、何番?」

といきなり声がしたので顔をあげると、カフェには似つかわしくない(失礼)作業着を着た60代くらいのおじさまが、片手に新聞紙を持ち、もう一方の手で私のテーブルに広げられた1枚のカードを指さしています。

びっくりして思わず周りをキョロキョロ見回し、「あ、私に声かけてるよね、やっぱり…」(心の声)と確認したうえで、「あ、これ9番です」と、わけのわからないまま答えました。

「そっかぁ。渋いとこいくなぁ~」

とつぶやいてそのおじさまは立ち去りました。


何だったんだ今のは…と思いながら、またテキストを見たりカードを展開していると、

「ほら、お礼。すごいな、これ!」

と、さっきのおじさまが興奮気味で戻ってきて、テーブルの上にケーキを置いてくれました。

よくよく聞くと、地方競馬であと一頭買うならどれだ?と思っていたそうで、私のノートにいっぱい数字が書いてあったから聞いてみた、と。

そして馬券が当たったんだそうです。9番のお馬さんを入れたことで配当が高くついて2万円近くゲットしたとか…!


この場合は誰の潜在意識にアクセスしたのか、たまたまだったのかはわかりませんが、ラッキー!とケーキをおいしくいただきました(笑)


「このカードの意味は基本的にはこうで…でも、こういうふうにも解釈できるし…」とあれこれ難しく考えてしまいがちな私ですが、もっと気楽でいいんだよと言われた気になりました。

タロットを始めてから、いろんな人に声をかけられるのもまた楽しかったり。


今日もお読みいただきありがとうございます♪

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