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社会問題としての就活!?可視化されるべき実態とは【R-SIC2019リバイバル①】

7月も20日を過ぎ、そろそろR-SICの季節なのでは?とサイトを検索し始めた皆さんもいるのではないでしょうか?先の記事では、今までのR-SICを振り返り、2020年新たなチャレンジ!という予告で終了しておりました。まだその発表までは時間がありますので、昨年の人気セッションを振り返りながら、今年への期待を膨らませてみましょう!

今回紹介するのは「就活って、社会問題だと思うんです」と題して、株式会社ワンキャリアCSOの北野唯我さん、Business Insider Japan 編集長の浜田敬子さん、高校1年・2年生向けのキャリア支援プロジェクト「ディスカバ!」コーディネーターの今村亮さんが登壇したセッションです(肩書は2019年7月当時)。

就活セクハラというと、伊藤詩織さん事件を想起される方も多いかもしれません。今まで明るみにされてこなかった実態の背景には、雇用契約に守られる前の就活生に対し、内定という強権を持った企業、就職率を上げたい大学…という、就活生が弱者になってしまう構造が隠れていました。

社会問題へのアプローチとして、真っ先に「解決する」ことがあげられますが、その前段階として「可視化する」という方法もあります。

とパネルの中で北野さんが述べられていたことは正に私たちも同感で、問題はまず発見して可視化し、みんなの問題として社会化していかなくては解決に近づかない、と考えています。この就活問題、リクルートスーツ着用の是非にも議論が及んだりと拡大を見せていますが、対象となる就活生は毎年一定数生まれるだけに、いったん社会化されると、他の問題に比べて解決への道を歩みやすいのかもしれません。が、今年はコロナの影響を大きく受ける年。それによってこの就活問題も新たな変異を見せてくるかもしれませんね…。

リディラバでは、こういったカンファレンスの場でも、参加された皆さんに「社会問題の発見」体験をしてもらえるよう、多彩なトピックを準備しています。今年のコンテンツにもご期待下さい!

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