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動物の虐待摘発過去最多。「保護犬・保護猫」前進の裏で生まれる課題

みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。

日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。


動物の虐待摘発過去最多。
「保護犬・保護猫」前進の裏で生まれる課題

2023年に動物虐待で摘発された事件は過去最多の181件だったことが報じられました。

ただし、これは動物虐待事件が増えているというよりも、半数以上が第三者からの通報によるものであったことから、動物保護への関心が高まっていることが通報・摘発の増加につながっているのではないかと考えられています。

また、全国の犬・猫の殺処分数は年々減少

近年は動物保護団体の貢献も大きく、ペットショップではなく「保護犬」「保護猫」を引き取る人も増えています。

一見、犬・猫にとって良い状況になっていっているようにも見えますが、譲渡を行う保護団体の中には、一部で悪質な団体が出てきてしまっているケースも

動物と人間が共に幸せに生きるために、私たちにできることは何でしょうか?

「犬猫がお金にしか見えない」
肥大化したペット産業が生んだ飼育崩壊(後編)

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「保護犬猫」の選択肢がポピュラーになったこと自体は、動物福祉の観点で大きな前進であることは間違いない。
しかしながら、消費者の「動物たちの命を救いたい」という感情を巧みに利用したビジネスが生まれているという。
私たち消費者も、「保護犬・保護猫」という言葉を鵜呑みにするのではなく、善良な「保護団体」を見定める姿勢を持たなければ、知らぬ間に大量消費・大量生産のペット産業に加担してしまうのだ。
(中略)
「動物を飼いたいと思うならば、その動物がどこで生まれて、どんな過程を経て来たのか、少しでも想像してほしい。その上で、どんなお店やどんな人から犬や猫を迎えるのがいいのか、今一度判断していただきたいと願っています」(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva 杉本彩代表)

ぜひ、お読みください。

※このリンクからこの記事にアクセスすると、どなたでも4月18日(木)まで無料でお読みいただけます!

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